ゆっくり歩いていこう

WEB/グラフィックデザイナー、プログラマー。娘とパパと私の3人家族。親兄弟と離れた都会で暮らす子育てのこと、子供の工作や手作りおもちゃ、時短家事などをブログで綴っています。

〈算数を幼児に教えるコツ〉足し算と引き算の基礎「数の構成」が学べる手作りおもちゃと手遊び歌

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ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

先日ちょこっとお話ししましたが、娘は最近、簡単な足し算と引き算ができるようになりました。

現在2歳9ヶ月ですが、今のところ 1+2=3、1+3=4、1+4=5、2+2=4、2+3=5 などの5までの足し算と(「1+○」という1たす1桁の数字なら9までできる)、それから1-1=0、2-1=1、3-1=2などの3までの引き算ができるようになりました。

今日は成長記録がてら、娘に足し算と引き算を教えるために行ってきた遊びをご紹介したいと思います。

* これからご紹介する遊びは、1〜10までの数唱(1〜10まで順番通りに言える)ができて、数の概念(ものの数を数えられる)を理解してから始めます。

数唱や数の概念を教えるコツについては、こちら↓でご紹介しています。

子供が好きな遊びの要素を入れる

うちの娘は、ぬいぐるみのお世話をするのが大好き。

特に、おままごとでぬいぐるみたちにご飯を作ってあげて、みんなで一緒に食べるのが大好き!

料理を盛ったお皿をぬいぐるみたちの前に置いて、「いーたーだーきーますっ! あむあむあむ おいしぃね〜!」などとよくおしゃべりしています。

私が「おままごとしよ〜」などと誘ってもたいして興味を示さないのに、「クマさんがお腹すいたって〜お弁当作ってあげる?」などと言うと、急に目の色を変えて得意げに料理を作ったりします…^^

娘はきっと、面倒見の良い子になるかもしれないなぁ(ダメ男に気をつけるんだぞ…)。

そんなぬいぐるみ好きや面倒見の良い?ところをいかした方法で、足し算や引き算を教えてあげられたらいいなぁと思いまして、こんなおもちゃを作ってみることにしました。

数の構成が学べる手作りおもちゃ

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こちらは、紙コップなどで作った超簡単♡手作りおもちゃです!

簡単すぎて説明するまでもないものですが、詳しい作り方については、長くなるのでまた後日ご紹介したいと思っています。

数の構成とは、その数が「いくつ と いくつ」でできているかということで、足し算や引き算の基礎となるとても大切なポイントでもあります。

例えば、5の組み合わせは「1と4」、「2と3」、「5と0」になります。

このような数の構成をしっかりと理解して、頭に定着することができれば、小学校から学ぶ足し算や引き算の学習はよりスムーズに進められるのではと思います。

例えば、5は「1と4」の組み合わせということを理解していれば、1+4=5 や 5-4=1などの足し算や引き算がすぐにわかります。

3までの数の構成

我が家では、まず3までの数(0〜3)の構成を教えました。

でも初めから0の足し算や引き算を教えると混乱しそうな気がしましたので、まずは2の構成「1と1」を。

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赤いアメを2個用意して、うさぎとクマのお皿にそれぞれ1つずつ置いてアメを分けます。

お皿に分けたら「いただきまーす」などと言って、紙コップにアメを入れて食べさせます。

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次は3の構成を。

アメを3個用意して、うさぎのお皿、クマのお皿、またうさぎのお皿へと1個ずつアメを置いていきます。(子供に置かせると良い

すると、アメの数はうさぎのお皿に2個、クマのお皿に1個となります。

そしてまた紙コップの中に入れて食べさせます。

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あとは「アメがなくなっちゃったね ゼロ〜!」などと言って0の意味を教えてみたり、

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紙コップに入ったアメをお皿に出して、「何個食べたかな?」などと言って子供と一緒に数えてみたり、「どっちが多い?」「うさぎさんのほうが多いね!」などと数を比べたりもしました。

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5までの数の構成

次は5までの数の構成を。

遊び方は先ほどと同じです。アメを4個、または5個用意してお皿に分けます。

4の組み合わせは「1と3」、「2と2」、5の組み合わせは「1と4」、「2と3」です。

しかし…子供は純粋なので、うさぎとクマでなるべく均等になるようにアメを分けてあげようとするので、4の組み合わせの「1と3」と、5の組み合わせの「1と4」をこの遊びで教えるのは難しいかもしれません。

そのため、こんな遊び方もしてみます。

1枚のお皿で食べる(引き算にもなる)

今度はお皿を1枚にして、初めにアメをすべてお皿に置いてしまいます。

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アメを3個お皿に置いて、まず1個だけ食べさせます。

残ったアメ(お皿の上のアメ)と、食べたアメ(紙コップの中のアメ)を見ながら、「クマさんが1個食べました。(お皿を指差して)まだ2個残ってるね」などと、数を意識するようなことを言ってみます。

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これを同じように4個または5個ですれば、先ほど言った4の組み合わせの「1と3」と、5の組み合わせの「1と4」を教えることができると思います。

こんな具合に、5個のアメを子供に2つに分けさせる遊びをすることで、数の構成が理解&定着していくことをねらっています。

算数プリントを利用する

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上の写真のように、算数プリントを利用してイラストのアメと同じようにアメを分けたりして、数の構成を教えることもできます。

実は、紙コップのおもちゃとアメのおもちゃは最近作ったもので、初めは上の写真にあるプリントのみを使って数の構成を教えようとしていました。

といっても初めはただテーブルなどに置いて、娘がいつでも自由に見られるようにしていただけ。

プリントを見ている時に、「青が3で赤が2だね〜」などと言ってみたりしましたが、あまり興味がなさそうでしたし、他のプリント(↓こちらのイチゴのプリント)のほうがお気に入りの様子でした。

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このイチゴのプリントでは、6の構成について学べます。(どちらのプリントも前回ご紹介しました「ちびむすドリル」さんのプリントです

プリントの隣にある、こちら↓でご紹介した折り紙のイチゴが偶然にも6個でしたので、今ではこのプリントと一緒に遊んだりもしています。

私としては、まずは5までの数の構成をしっかり理解してほしいと思っていますが、娘はイチゴが大好きなので、この6の構成のプリントに興味を持つのは自然なこと…。

娘はまだアメというものを見たことも食べたこともないので、アメのプリントを見ても何だかよくわからず興味がわかないのかもしれない…まだ誤飲が心配でアメを食べさせることはできないけれど、アメのおもちゃを作ったら少しは興味を持ってくれるかも…?と思ったのが、今回のおもちゃを作るキッカケでした。

予想は的中!アメのおもちゃを作ってからは、このプリントを見ると「アメちゃーん!」と言って、紙コップとアメのおもちゃと一緒に遊んでくれています。

ただし、子供だけで遊ぶとアメ以外にもいろんなものが入っていたりして、数関係なしのただのおままごと遊びになってしまうので、親が数を意識させる声かけをする必要があります^^;

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足し算の手遊び

ちょっと説明が難しいのですが、娘はこの手遊びを食事中にしてしまうくらいハマっていた時期がありまして、足し算を理解する上でもかなり効果がありました。

例えば「1+1=2」を教える場合…

右手と左手の人差し指だけを立てて「1と1は2」(2と言う時に左右の手をくっ付ける)

「1+2=3」を教える場合…

右手は人差し指だけを立てて、左手はピースで「1と2は3」(3と言う時に左右の手をくっ付ける)

といった具合に、左右の手指を使って足し算を教えることができます。

5までの手遊び歌

先ほどの手遊びに、適当にメロディーをつけると楽しく遊べます。

今のところは、この手遊び歌に「5までの足し算うた」という名前をつけて、5までの足し算をしています。

1から始めて、「1と○は☆」(1+○=☆という意味)の○の数を1ずつ増やしていき、足した答えの☆が5になったら(「1と4は5」になったら)、「5になりました〜♪」と言って2に進みます。

2も同じように「2と○は☆」の○の数を1ずつ増やしていき、足した答えの☆が5になったら(「2と3は5」になったら)、「5になりました〜♪」と言って3に進みます。

「5になりました〜♪」のときは、片手だけ出して手をパーにして、バイバイするようにしながら歌います。

そうやって「1と1は2」から「4と1は5」まで歌っていきます。

といっても娘に合わせて歌っているので、「1と○は☆」だけ歌っておしまい時もあれば、「1と○は☆」の次に「4と○は☆」を歌うこともあります。

肝心のメロディーをお伝えすることができなくて残念なのですが、きっと私と同じようにこんな手遊びを考えた方がいるのでは?と思いYouTubeで検索してみたところ、楽しそうな足し算の手遊び歌をご紹介している動画がいくつかありました。

興味がありましたら見てみてください^^

(ちなみに、この歌は私の完全オリジナルなので、YouTubeに5までの足し算をする歌はないです。)

百玉そろばん遊び

百玉そろばんとはこのようなものです。

こちら↓で百玉そろばんについて詳しくご紹介していますが、先ほどの「5までの歌」を百玉そろばんを使って歌いながら表現したりもしました。

百玉そろばんを使うと、形が均等かつキレイに整列されるため、数がパッと見で分かりやすいところが良いです。

手遊びをするときもそうですが、初めは子供がちゃんとついて来れるように、これでもかというくらいにゆっくりと歌うと良いです^^

長くなりましたが、子供は興味を持つのも覚えるのも早いですが、同じくらい飽きるのも忘れるのも早いので、このような「いろんな遊び」を取り入れながら、1日1回でも良いので気長に進めていくと良いと思います。

おわりに

最近こどもちゃれんじ ほっぷ5月号が届きまして、タイミングよく今回は数や数の構成が学べるドーナツのおもちゃや、その他教材が届きました。

娘は今、このドーナツのおもちゃに夢中になっています 笑

もしかしたら、次はこどもちゃれんじのお話しになるかもしれませんが、近々今回の手作りおもちゃの作り方もご紹介したいと思っています。

それではまた♪