ゆっくり歩いていこう

WEB/グラフィックデザイナー、プログラマー。娘とパパと私の3人家族。親兄弟と離れた都会で暮らす子育てのこと、子供の工作や手作りおもちゃ、時短家事などをブログで綴っています。

夏用スリーパーは必要ない!腹巻で代用しよう!赤ちゃんのパジャマ・寝返り寝冷え対策をまとめました

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ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

だんだん暑くなっていくこれからの季節、子供の服装や寝具について、どうしたらよいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

特に夏場は夜中でも暑いので、冷房をつけたまま就寝されるご家庭も多いですよね。暑いけれど、冷房による寝冷えも心配…。

そこで今日は、寝苦しい夏に赤ちゃんや幼児が少しでも快適に眠れるようオススメのポイントをまとめてご紹介します!

子供は寝相がわるい

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子供は寝相がわるいですよね!お腹だけお布団をかけても、手ではいでしまったり、蹴飛ばしてしまったり、寝返りをしてお布団から出てしまったり…。

うちの娘は、朝起きたらお布団が全くかかっていなかった…なんてことも多いです^^;

おそらくこれは、うちの娘に限ったことではないと思います!

そこで寝冷え防止のために、夏場でも子供にスリーパーを着させる方も多いようなのですが、果たして、夏用のスリーパーをわざわざ用意する必要はあるのでしょうか?

赤ちゃんや幼児の「夏用スリーパー」は必要?

結論から言いますと必要ありません。

子供は大人よりも基礎代謝が高いので、体温が高く暑がり。汗をかく量も多いのです。汗疹(あせも)ができてしまったらわかいそうですので、着させすぎには注意しなければなりません。

「うちは超暑がりのパパがいるので、エアコンで手足がキンキンに冷えるくらい寒くして寝てるの!」とか、「うちはパンツ(オムツ)一丁で寝るのが習慣ですから!」なんていう場合は別ですが、わざわざ夏用に薄手のスリーパーを用意する必要はありません。

「効率よく熱を放出すること」がスムーズに眠りにつくポイント

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なぜなら、人は手足から熱を放出することで体の内部の温度を下げ、これに引き続いて脳の温度も下がって眠りに入ると言われています。ですから「効率よく熱を放出すること」がスムーズに眠りにつくポイントになってきます。

ただでさえ大人よりも体温の高い赤ちゃんに、大人と同じようにパジャマを着せたうえに、スリーパーまで着せて肩から全身を覆ってしまっては、暑すぎて子供が精神的に不快な思いをするだけでなく、熱の放出を妨げるので、肉体的にも睡眠を阻害してしまいます

ご自分が同じように、真夏に全身を覆うスリーパーを着て寝ているところを想像してみてください。私なら暑くて発狂しそうです 笑

ではどんな服装がいいの?

子供に適した服装として、よく育児書などには「大人より肌着1枚分ほど少なく」とされていますが、汗を吸い取るために肌着は着せた方が良いです。

汗を吸い取ったほうが、体温調節が上手にできるからです。

ですから子供には、肌着とパジャマを着せることになるのですが、皆さん大人は、夏場肌着を着て寝ていますか?

私はパジャマ1枚で寝ているのですが、同じく肌着を着ない方も多いのではないのでしょうか。

もしそうだとしたら、その時点で、子供は大人よりも1枚厚着していることになります

そのことからも、大人よりも厚着していて暑がりな子供に、さらにスリーパーまで着せてしまっては暑すぎるのです。

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夏用パジャマの選び方

赤ちゃんの頃は、「パジャマ」と区別されている服は少ないので、ここでのパジャマとは夜寝る時に着させる服ということになります。

素材は綿(コットン)100%のものがオススメ。綿は、肌ざわりがよく汗をしっかり吸収して外に放出してくれます。

月齢の低い赤ちゃん

月齢の低い赤ちゃんの場合は、肌着を重ね着するだけで十分です。

「短肌着」と「コンビ肌着」の組み合わせがオススメです。長肌着でも良いのですが、コンビ肌着の方が赤ちゃんが足を動かしてもはだけにくいです。

このようなセットを購入すると準備がラクですし、コーディネートにも困らないのでオススメです♪

肌着が小さくなってきたら

脚が出てしまうようになったら、「肌着」と「ロンパースやカバーオール」の組み合わせがオススメ。

動きが活発になってきたら

だいたいお座りができる頃になると、動きが活発になってきて、ボタンの多いロンパースなどではオムツ替えが大変になってきます。

そのため、上下が分かれているセパレートタイプがオススメ。

パジャマとしては、スパッツのようなタイトな形のものではなく、ゆったりとした形で体を締め付けないものが良いです。だいたいパジャマとして売られているものであれば、そのような形に作られているかと思います。

また、汗を効率よく吸収させるために、肌着でカバーできない部分を補うよう上はTシャツなどの袖があるもの、下はステテコのように太もも全体がカバーできる長さのものを選ぶと良いと思います。

エアコンを上手に使おう

いくら通気性の良いパジャマや寝具で温度を調節したり、あるいは冷んやりする寝具を使うなど工夫をしたとしても、やはり真夏の暑さには敵いません!

エアコンを上手に活用して、子供が快適に眠れる環境を整えてあげましょう。

お腹だけはカバーしたい

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内蔵機能が集まる体の中心

子供の頃よく「お腹にだけはお布団をかけなさい」と親に言われたなんて方も多いのではないでしょうか。

お腹は内蔵機能が集まる体の中心。確かにそこが冷えてしまうと体の不調を起こしてしまいそうですね。分かりやすいところで言えば「下痢」なんかが挙げられます。

お腹が冷えて下痢を起こしてしまったという経験はありませんか? その原因については様々言われていますが、どれも医学的に解明されているわけではないようです。

しかし、お腹を冷やすと下痢を起こすことが多いのは確か。「お腹が冷えると腸が正常に働きにくくなる」ということは十分に考えられると思います。

子供は布団をかけると嫌がる

それから話は変わりますが、子供は寝付くときにお布団を嫌がってしまうことが多いです。暑かったり体の動きを邪魔するのが嫌なのかもしれません。

うちの娘は、布団がお腹だけにかかっているぶんにはそこまで嫌がらないのですが、手足にまでかけると、急にものすごい勢いで嫌がります^^;

布団をお腹だけにかけると良いという医学的根拠はなさそうですが、確かにそうすれば、大事なお腹の冷えはカバーでき、手足の動きを妨げず、手足からの放熱もスムーズになるので、とても理にかなった方法だと言えます。

布団は、寝返りするまではバスタオルが便利

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バスタオルをお布団代わりに使うと、とても便利!

バスタオルはお家に何枚もあるものですから、洗い替えもラクですし、大きいので体にかける範囲を調節しやすいのです。

我が家ではバスタオルを2枚用意し、1枚を半分に折ってシーツの上に敷き、そこに赤ちゃんを寝かせ、もう1枚を足にかからないよう適当な長さに折りお腹だけにかけていました。

寝返りができなくても、特に足の動きでタオルを下へ追いやってしまうことがありますので、そのためにもお腹だけにかけると良いのです。

吐き戻ししても洗い替えがラク

この頃の赤ちゃんは、母乳やミルクを吐き戻ししてしまうことがあるので、下にもバスタオルを敷いておくと、シーツまで洗わなくて済むことが多いです。

ちょこっと吐いただけなのに、シーツまで洗わなければならないなんて効率が悪いですよね。

さらに言えば、我が家ではベビー布団に付いていた枕は使わず、バスタオルよりも洗い替えが簡単なフェイスタオル(よく見かける手を拭くときなどに使われるサイズのタオル)を4つ折りにしたものを枕代わりに使っていました。

うまくいけばこのフェイスタオルを替えるだけで済みます。

寝かしつけにも便利

赤ちゃんが泣いてしまった時は、バスタオルごと抱っこして寝かしつけて、寝たらそのままバスタオルごとお布団に寝かせていました。

特に夏場はママの体と赤ちゃんの接する部分が蒸れるのを防げますし、お布団に寝かせるときはタオルがあるぶん手をスムーズに抜きやすくなります。

それから、赤ちゃんが寝ている間にちょっとだけ場所を変えたいなんて場合は、タオルを引っ張って移動させるとラクですよ♪ 起きないようにゆっくり引っ張ってくださいね^^

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寝返りしたら、スリーパーではなくコレを使うととても便利!

寝返りをするようになってからも、タオルがちゃんとかかっていれば問題ないのですが、寝返りをするうちに取れてしまうことがほとんど

よく行く児童館のベテラン保育士さんが言うには、タオルをクルクル巻きつけて寝ると良いそうなのですが、私の経験上寝返りしているうちに100%取れます…。

そこでオススメしたいのが「腹巻」! 大人用の腹巻で大丈夫です♪

↓こちらは義母にいただいた腹帯。ほぼ腹巻と同じ作りです。

妊娠中は、トコちゃんベルトがズレ落ちるのを防ぐために、ベルトの上にこの腹帯を巻いたりもしていました。

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だいたい想像つくかと思いますが、腹巻をスリーパー代わりにすると、寝返りをしても外れませんし、大事なお腹まわりだけはしっかりとカバーできます!

バスタオルは長さがあるので、寝返りをしても、うまく巻き付けば外れにくくなることもありますが、グルグル重なって巻き付くためドーナツのようにボリュームが出てしまったり、手足にも巻きついて子供が眠りづらくなってしまうことも。そして、それが原因で夜中に起きてしまうこともありました…。

腹巻ならそういった心配もないので安心♪

そのままでは大きいと思いますので、折って長さを調整してみてください。

また、就寝時に着けるのを嫌がる場合は、深い眠りについたあと、そっと足の方から通してお尻を手で支えるように持ち上げて着けてあげると良いです。

<追記> 腹巻付きパジャマと子供用腹巻について

おかげさまで、たくさんの方にこの記事を読んでいただいております。

この記事を書いた当時、腹巻の存在はあまり浸透していなかったように思いましたが、今では腹巻つきのパジャマや子供用の腹巻が種類豊富に販売されていたり、他の子育てサイト等でも腹巻のことが紹介されていたりして、もしかして私の記事を読んでくれたの!?なんて、勘違いかもしれませんが勝手に嬉しくなったりしています^^

あくまで個人的な意見ですが、夏場は腹巻つきのパジャマを着るよりも、普通のパジャマに腹巻をつけたほうが蒸れにくくて良いのでは?と感じます。

あと腹巻つきの場合、早めにお風呂に入った日は就寝までずっと腹巻をつけて過ごすことにもなるので、寝る直前にパジャマに着替えるようにすれば問題ないですが、その辺も考慮したうえで選択するとよいと思います。

それから、腹巻は子供用よりも大人用のほうがおすすめ!

大人用の腹巻は、ウエストのサイズが子供用よりも大きいので、赤ちゃんに付けると適度にお腹まわりに余裕が生まれてちょうど良いのです^^

小さなバカボンのパパみたいでかわいい

わざわざ見出しまでつけて言うことではないのですが、小ちゃなバカボンのパパが寝てるみたいでとっても可愛いですよ♪♪

朝起きた時も、バカボンのパパがうろちょろ歩き回っているみたいでなんだか面白いです^^

さいごに

何度も寝返りを繰り返したり、布団を蹴ってしまうのは、子供が暑いと感じている可能性が高いです。

これはうちの娘に限ったことかもしれませんが、寒い時よりも暑い時の方が寝返りが激しくなります。

眠りは栄養と同じくらい、子供の健やかな成長に欠かせないもの。

パジャマや室温を調整して、ぜひお布団代わりにタオルや腹巻を利用して、子供が快適に眠れる環境を作ってあげましょう。

この記事は、私が信頼性があると判断したこちらのサイトを参考にしております。

テルモ体温研究所 http://www.terumo-taion.jp/