今年初めて蚊に刺されました。それも、お家の中で!
おそらく夕方、洗濯物を取り込むときに私にくっ付いて中に入った、あるいは窓を開けたときに入ってしまったと思われます。
ちょうど私の足に蚊がとまっている時に、何か変な感じがして気づき、やっつけることができまして、娘は刺されずに済んだのですが、次の日久しぶりにベビーカーで歩いてお出かけしたら、私は無事でしたが娘が2ヶ所も刺されてしまいました…。
少し前に娘は2歳になりまして、昨年はなんとか刺されずに済みましたので、今回娘は生まれて初めて蚊に刺されたことになります。
普段は自転車か、パパがいる時に車でお出かけするので(私はペーパードライバー)刺されにくいんですよ。自転車はスピードが早いし風がかかるので。
ちなみに私が刺された場所は「かかと」付近なのですが、やっつけた時にはもう吸われていまして、今めちゃくちゃ痒いです‼︎
こういう場所って妙に痒いというか、痛痒くなるんですよね〜。今年もそろそろ対策をしなくては!
そこで今日は、手作りした虫除けアロマスプレーのご紹介や、外出時の虫除け対策、危険性が心配されているディート入り虫除け剤との上手な付き合い方などについてご紹介したいと思います。
虫除けアロマスプレーの作り方や、お家の虫除け対策はこちら↓
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- 家用と外出用の虫除けスプレー
- アロマの虫除けはディートフリーで安心?
- ディート虫除け剤の使い方
- 虫除け剤(ディート)と日焼け止めが一緒になった製品は避ける
- アロマオイル(精油)は必ずしも安全ではない
- どのように虫除け対策をしていくか
- おわりに
家用と外出用の虫除けスプレー
あれ?左のボトル見たことある!…と思った方はおそらくいないと思いますが、実はだいぶ前にご紹介した手作り化粧水で使っていた瓶と同じです。この記事はビックリするくらい読まれていない 笑。
アロマの虫除けスプレーは良くも悪くも香りが長続きせず(スプレーは香りが揮発するため特に)そのため効果も長続きしないので、マメに付け直すこととなり使う量もそれなりに増える…そのため大容量のこのボトルが都合が良いのです。
右の小さな青いボトルは、お出かけ用。左の大きなボトルで虫除けスプレーを作り、この小さなボトルに分けています。
青いボトルの方がなくなるのが早いので、なくなったら大きなボトルからまた移して使います。
アロマの虫除けはディートフリーで安心?
乳幼児にはディートフリーを!とよく言われていますが、こういう化学物質を何でもかんでも「悪」にするのはどうなのかなぁと、私は思います。
ディートとは
虫などの忌避剤として虫除けスプレーなどに使われている成分。蚊やダニなど吸血タイプの昆虫に対して高い効果があります。
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6ヶ月未満の赤ちゃんや、アレルギー反応や肌荒れを起こしてしまうといった場合は別ですが、山や草むらなど蚊が多い場所やアブやブヨなどもいるような場所に行くならば、ディートを含むの効果の高い虫除け剤を使ってしっかりと虫除けをしてあげないと、子供が蚊にたくさん刺されてしまったりアブなんかに刺されてしまったら可愛そうです。
アロマオイル(精油)の効果は穏やかなので、ディートや最近出てきたイカリジンなどの薬剤には到底敵わないのです。
しかし、ディートは頻繁に使うと神経に影響が出る可能性があることがよく心配されていますね。
こんな記事がありました。
ディート不使用の虫除けスプレーの方が危険?正しい使い方が重要 - 健康新聞
一部引用させてもらうと、
よくディートの副作用として、麻痺や神経障害が上げられますが、その根拠としているが、1961年から2002年の間に、アメリカ国内で発表された報告書に基づくものです。
それら健康被害のうちでディートが原因だと結論付けられたものは、通常では考えられないような使用の仕方(数ヶ月にわたり毎日使用、1日に10回以上使用、飲み込む等)によって引き起こされたものだといいます。
(省略)
しかし、なぜかインターネット上には、根拠不明なディート危険説が氾濫し、独り歩きしているのです。
そうしたものの多くは、単にアクセス数稼ぎのために、書き散らかしているだけであったり、実は新商品を売りつけたいためにディートのいいところを意図的に隠して、悪いところを強調し、ディート不使用の自社製品を買うように誘導しているに過ぎないという場合がほとんどなのです。
ディートの安全・危険性については、私は専門家ではないので正直詳しくはわかりませんが、この方が言っているように煽り記事が多いのは確か。ちょっと調べただけでわんさか出てきますね。ディートに限らず食品や美容系などたくさん…。
中には子供が危険にさらされるかのような言い回しをしたりするので、見ていて嫌な気分になりますし、記事を書いた方は一切その成分を使ったり、食品なら口にしていないのか疑問になります。
それから、健康被害の根拠が上記のように通常では考えられない使い方や実験方法だったりする場合が実は多いのですが、そこには触れずに終わっている場合がほとんど…。これではまともに信用できるわけがありません。
話を戻しまして、ディートの危険性は蚊(日本脳炎、テング熱、ウエストナイル熱、マラリア等)やダニ(ツツガムシ病、ライム病)による感染症の危険に比較すれば極めて小さいとするのが一般的な評価です。これらの致死率や後遺症などを考えたら当たり前ですね。
大事なことは、CMでもよく聞くように、使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しく使うこと。
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ディート虫除け剤の使い方
まともなところから、少しだけ情報をピックアップしてまとめてみました。
アメリカ疾病予防管理センター (CDC) より
長時間塗ったままにしない。子供で約4時間、大人で約8時間程度が目安。さらに長時間の使用が考えられる場合は、濃度の低いものを使用するか、薄く塗る方法をとる。
厚生労働省より
漫然な使用を避け、蚊、ブユ(ブヨ)等が多い戸外での使用等、必要な場合にのみ使用する。
小児(12歳未満)に使用させる場合には、保護者等の指導監督の下で、以下の回数を目安に使用。なお、顔には使用しないこと。
- 6か月未満の乳児には使用しない。
- 6か月以上2歳未満は、1日1回
- 2歳以上12歳未満は、1日1~3回
国民生活センターより
エアゾールタイプ(スプレー)は付着効率が悪く粒子の吸入が考えられるので、子供への使用は一旦親が手にとり付けるなどの工夫をするか、より安全に使用できるタイプを選ぶ。
乳幼児には手や顔への使用を控え、長袖、長ズボンの着用などで露出部を少なくするなどの工夫も考える。
虫除け剤(ディート)と日焼け止めが一緒になった製品は避ける
上記の通り、2歳未満はディートが含まれた虫除けの塗り直しはできませんし、年齢に関係なくディートは控えめに使うべきですが、日焼け止めは肌を守るために頻繁に塗り直すべきもの。
このような矛盾した製品は使用しないようにしましょう。
アロマオイル(精油)は必ずしも安全ではない
アロマ(精油)の使用については、何歳からOKというような明確な決まりはありませんが、日本アロマ環境協会 AEAJのガイドラインによると、3歳未満の乳幼児には、芳香浴法以外はおすすめしていません。
芳香浴とは、アロマポットなどを使って香りを嗅いで楽しむこと。
つまり、アロマ(精油)は3歳未満の子供の肌への使用は避けるべきなのです。
赤ちゃんの肌にも使えると謳っている虫除け製品は、ちゃんとした製品設計が行われているため問題ないのかもしれませんが、素人が作る手作りのアロマスプレーなどは、3歳未満の子供の肌にはつけないようにしましょう。
アロマオイル(精油)は、種類によっては乳幼児だけじゃなく妊婦さんや授乳中の方が使用できなどの禁忌事項があったり、それから年齢によって適正濃度が違ったり、効能(成分)の含有率が精油のメーカーやロットによって違ったりします。
決して ”天然のものだから安心” ではないのです。必ず決められた量を守りましょう。
どのように虫除け対策をしていくか
以上のことを守ることを踏まえて、いざ生活の中にどのように虫除け剤を取り入れていくかは、ご家庭によって変わってくるかと思います。
我が家の虫除け対策をご紹介
参考までに、我が家の外出時の虫除け対策をご紹介します。
- なるべく蚊がいない屋内で遊ぶ。
- 外出時は長ズボンを履かせ、上は場合によって薄手の長袖カーディガン(UVカットだと便利)を着させる。
- 蚊の多い夕方以降の外出は控える。
- 買い物など普段の外出では、手作りのアロマの虫除けをあらかじめベビーカーにスプレーしておいたり、服や靴にスプレーしてから着させるなどする。
- 蚊やアブなどが多い場所に行く場合は、なるべく長袖、長ズボン、靴下を着せ、手と顔以外の肌が露出している場所は、ディートかイカリジンを含む虫除け剤を(スプレー式なら一旦手に取って)使う。服につけてもOKな商品もあります。
赤ちゃんの場合
娘が赤ちゃんの頃は、舐めてしまう可能性があるので服には付けないようにして、抱っこ紐の場合は、赤ちゃんが舐めない外側部分にあらかじめアロマの虫除けをスプレーしておいたり、赤ちゃんの足元がある私の腰回り(念のため舐める可能性の低いボトムスの方)にスプレーしたりもしていました^^
ベビーカーの場合は、赤ちゃんが舐めてしまわない場所(ベビーカーの下(裏側)や日除け、足元付近など)にあらかじめスプレーしておいたり、市販の吊り下げタイプの虫除けを使用し、なくなったらそのケースを利用して、中にティッシュにアロマオイルを原液で数滴垂らしたものを入れて使ったりもしました。
蚊帳のようなタイプも便利そうですが、なるべく外の景色を見せたかったので。
服は明るい色を選ぼう
蚊は暗いところを好むため黒い服を着ていると寄ってきやすいそうです。黒や暗いところで黒っぽく見える赤や青の服は、なるべくなら親子ともども避けた方がよいかもしれません。
あと蜂も黒に反応することで有名ですよね。
蜂は本能的に黒を敵だと認識して、攻撃してくる習性があります。しかし、お花だと思って明るい色に寄ってくることもあるので、蜂は手で払ったりなど刺激をしないことが1番!
おわりに
参考になるかわかりませんが、一応このような対策をしていたこともあり、昨年娘は一度も蚊やその他の虫にも刺されずに済みました!
長くなりましたので、この続き(アロマの虫除けスプレーの作り方や、お家の中での虫除け対策など)は、後日ご紹介したいと思います♪
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