こんにちは♪
引き続き冷え性改善の話をしますが、今日は「食」について書いてみたいと思います。
ズラズラと書いていたらすご〜く長くなってしまって半分ほど削ったのですが、それでも長いので、2回に分けて書いていこうと思います^ ^
体格がよい方や手足が冷えない方でも、自覚症状がないけれど冷え性である場合もあるそうですが、今回のお話は冷え性に限らず、様々な病気の原因改善につながる話だと思います。
男性には生理がないように、同じ女性でも菜食で痩せてしまう人とそうでない方がいるように、巷で良いと言われる食事やサプリを摂っても、よくなる人もいれば逆に体調を崩す人もいるように、DNAやこれまでの生活習慣や現在の体質や必要なエネルギー量などは皆同じではないので、最善な方法は変わってくるかと思いますが、著しく健康を阻害してしまう食品というのは、万人においてほぼ共通しているのではないかと思います。
そもそもの話ですが、食べ物はどんなに優れた健康食材であっても、口に入れて飲み込むことができて、身体で消化・吸収されて、きちんと代謝されなければ意味がありません。
胃腸が弱く消化能力の劣る人は、消化しにくいものを摂取すると消化吸収に時間がかかるし、消化不良を起こして栄養が吸収できずエネルギー不足になったり、肝臓が弱ってる人は必要な代謝や解毒ができず、エネルギー不足になったり老廃物がたまって血流が滞り、冷え性の原因にもなったりなど体調を崩してしまいます。
内臓の負担になるような食生活を改めて、自分の身体が処理できる以上の量の栄養や毒素をとらないように気をつけていくと、冷え性に限らずアレルギーなどの身体の不調も減り、体質が変わっていくのではないでしょうか。
私が極力食べないようにしているもの、なるべく摂取量を減らすためにしている工夫などを書いてみます。
前回のお話はこちら↓
乳製品
私はバターとチーズ以外の乳製品を買わなくなってから、胃腸の調子がすこぶる良くなりました^ ^
日本人は乳糖不耐症の人が多いと言われていますね。
バターとチーズは、食べても一度にたくさんとらないし、たまにアイスクリームを食べますが私は月1くらいなので、私の場合はその程度であれば問題なさそうです。
アイスは冷たいので、口の中で良く噛んで温度を下げてから飲み込むようにしています^ ^
ヨーグルトは豆乳ヨーグルトにして、カフェオレやシチューなども豆乳で代用しています。
酸化した油、トランス脂肪酸
現代の食事は油まみれと言っても過言ではないほど、様々な食品に油がたくさん使われているため、意識して生活しないと知らず知らず悪い油を大量に摂取してしまいますね。
特に、酸化した油やトランス脂肪酸はものすごく身体に悪いですが、外食では揚げ物を控えたり、ファストフードやスーパーやコンビニのお惣菜、お弁当、スイーツ、パン、インスタント食品などは極力食べないようにすると、悪い油の摂取量をかなり減らせます。
それから相対的に見ると、これらの食品には身体の「糖化」で発生してしまう悪玉物質「AGEs」が多く含まれていて、AGEsはお肌のシミしわなどの老化や、ガンなど様々な病気の原因になることが明らかになっていますので、老け顔にならないためにも日常的に食べないようにしたいですね!
食品を購入する際は原材料を確認して、できる限り植物油脂やショートニング、マーガリンなどの記載がないものを選ぶようにしていますが、特に子供のおやつは植物油脂が入っていないものを探す方が大変なくらいだし、今の時代に植物油脂が全く入っていないものしか与えないというのは親子共々ストレスが増えるため、買うこともありますが、たまにだけにしておき一度にたくさん食べさせないようにしています。
わが家ではこのような加工食品は、おやつや災害用の備蓄品として買うことはあっても、3食のご飯として買ったり食べたりすることは滅多にありませんが、調理に使う油とマヨネーズは使っていますので、工夫して必要最小限にとどめておくようにしています。
悪い油に限らず、脂質のとりすぎは胃腸や肝臓の負担になりますし、腸のバリア機能が低下して「腸もれ」の原因にもなります。
サラダ油は身体に悪いと言われていますが、 酸化しにくい油や、非遺伝子組み換えで圧搾法などで抽出された良い油であっても、また巷で健康に良いと言われる油であっても、必要以上の脂質は内臓の負担になります。
脂が代謝できずに身体にたまると、生命維持に一番必要な糖代謝がうまくできなくなるため、エネルギー不足になり免疫力が低下しガンなどの病気の原因にもなります。
ちなみに私は、ココナッツオイルを摂取するとなぜかお腹を下します…。代謝するには筋肉が必要なので、運動不足にも気をつけたいですね!
調理油を減らす工夫
私が昔からよく思っていたのは、一般的なレシピにある油の量は、その半量以下でも十分に調理可能だし、味も大して変わらないということ*
ここでは油の摂取量を極力控えるために私がしている調理法などをご紹介します。
フライパンを使い分ける
サステナブルな生活をするために、わが家には長く使える鉄のフライパンと、一般的な焦げつきにくいフライパンの2つがありますが、鉄のフライパンは食材によっては油をしっかり引かないと焦げついてしまうので、油の摂取量を減らすために、焦げつきやすいチャーハンやじゃがいも、かぼちゃなど焼くときは一般的なフライパンで、その他の炒め物などは鉄のフライパンを使っています。
鉄分もとりすぎると毒になるので、煮物や酸味のある食材を調理する場合はホーロー鍋を使うことが多いです。
煮物や蒸し料理なら油を使わずに調理できますね!
食材から出る脂を利用する
身体に必要な脂質は、お魚や卵やお肉やナッツなど素材そのものから十分に摂取できます。
わが家は1年くらい前から、外食以外では卵とお魚を少しいただく程度のプラントベース食をしていますが、家でお肉料理をしていた頃は、調理油はほとんど使わなかったため、気がついたら2年くらい同じボトルの油を使っていて慌てて廃棄した…なんてこともありました 笑
お肉や魚は食材からたくさん脂が出ますので、調理の際に油を引く必要はないと思います。
プラントベース食に完全に切り替えた頃、お肉がなくなった分のコクを出すために、一時的に油の使用量を増やしたことがありましたが、顔が油っぽくなり出したのでやめました^ ^
揚げ物
揚げ物は後処理が大変なので滅多にしませんが、イベントの時などに食卓に出したい場合は、少ない油で揚げ焼きにするか、春巻きならハケで少量の油を塗り弱火でじっくり焼くか、トースターで焼きます。
こうすると油の使用量も減らせるし、揚げ油の処理もラクです♪
加熱した油は酸化しやすいので、繰り返し使わないほうがよいです。
AGEsは高温で調理すると発生しやすいので、揚げ物はなるべく控えた方がよいですね!
炒め物
次のように蒸し焼きに近い方法で作ると、お肉なしでも、ほんの少しの油で炒め物ができます。
- フライパンに小さじ1以下の油をチョロっとたらし、油を広げずにその中にニンニクと生姜を加える(はみ出ちゃっても良い)
- ①の上に蓋をするように火の通りにくい野菜をのせて弱火で加熱する
- ジューっと音がしてフライパンが熱くなったらヘラで軽く炒めて他の食材も加え、レシピ通りにはせずに調味料を早めに加えて食材から水分を出し、なるべく短時間で炒める
ー Point ー
高温だと焦げやすいので、常に中火以下で調理し、それでも焦げつきそうなら追加でお酒や水を加えて蒸し焼きにして(火が通りにくいものは蓋をする)、水分を飛ばしながら炒めます。
ーーーーーー
特にキャベツなどの葉野菜は水分が多いので油を使わなくても焦げつきにくいし、半生くらいにしたほうがシャキシャキして美味しく栄養価的にもよいと思っているので、油を引かないで塩こしょうとお酒を加えて蓋をして蒸して、時々混ぜながら半生くらいになったら火を止め、最後にごま油をほんの少量だけかけてよく混ぜる、というのもオススメ♫
ごま油は風味が良くて美味しいのですが、酸化しやすいので、火を止めてから風味付け程度に少し加える程度にしています。
甘い食べ物・飲み物
糖質はお水の次くらいに身体にとってなくてはならないものですが、とりすぎは万病の元になりますね。冷え性にも関係しており、甘いものを摂取して血糖値が急上昇すると、今度はインスリンが出て血糖値が急降下するだけでなく、体温も下がってしまうそうです。
甘いもので一番避けたいのは、市販の飲み物やスイーツ、調味料などによく入っている人口甘味料と異性化糖です。異性化糖は「ぶどう糖果糖液糖」や「果糖ぶどう糖液糖」と表記されることも。
人工甘味料は農薬に似た化学物質ですので、絶対に避けた方がよいし、異性化糖は農薬とセットの遺伝子組み換えトウモロコシから作られています。
先ほどの植物油の話にも通じますが、添加物の多い市販の加工品を日常的に飲み食いしている方は、それをやめるだけで取り入れる悪い油や糖の量が大幅に減りますので、体質も変わっていくのではないでしょうか。
食品に微量に含まれる「キャリーオーバー」と呼ばれる添加物は、表示しなくても良いことになっているため、商品によりけりですが実際には原材料に表記されたもの以上の添加物が含まれていると思っておいたほうがよいです。
以前こちら↓で書いた農薬や遺伝子組み換えの話にもありますが、WHOやFDAが安全だと言っているからとか、そういう論文があるから問題がないという見方をするのは危険で、なぜその研究がされて世に論文が出たのか、どこがスポンサーなのかなどを調べると、安易に信用してしまうのはお花畑であることがわかります。
添加物は単体で見たときの安全性を見ているだけで、複数のものが混ざった場合の安全性は一切確認されていません。
例えば、お薬を併用すると副作用が出たり、お肉にレモンをかけるとAGEsが減らせるなど「食べ合わせ」という言葉があるように、取り入れたものの相乗作用により良くも悪くもなってしまうのです。
小林製薬の紅麹サプリのスタチンとmRNAワクチンの件もそうですね↓
あ、この話でも書きましたが念押しでもう一度… もうすぐ始まるレプリコンワクチンは絶対に打たないでくださいね!
話を戻しまして、私たちは保存料などの添加物があるおかげで、安い食品を長期間、備蓄できたりなどの恩恵を受けていますが、健康には悪いので、日常的に食べてしまうのは良くないですね*
おやつはフルーツを控えめにとる
肝臓の働きが悪いとビタミンの貯蔵能力が落ちるので、甘いものはお菓子ではなくフルーツからとれば、ビタミンなどの栄養素が豊富なのでメリットもあるし、食物繊維などの作用で糖の吸収も緩やかになります。
悪い油が身体にたまって糖代謝ができずブドウ糖をうまく使えない方は、エネルギー不足になり内臓機能や筋力が低下し免疫力も下がるので、フルーツ(果糖)をとると良いと思います。低血糖ぎみで疲れやすい人にもオススメです。
とはいえ食事はバランスが大切なので、油を控えて主食を中心としたバランスのよい食生活をするのが基本なので、フルーツもたくさん食べてしまうと毒になります。
フルーツは身体を冷やすものが多いし、果糖のとりすぎはアルコールのように肝臓に負担をかけます。
果糖や異性化糖はAGEsを作るスピードが早いし、砂糖(果糖を含む糖)のとりすぎは腸内環境を変化させ、脂肪肝などの病気の原因になるということが分かってきたようです。
代謝能力のある方は食べ過ぎなければ問題ないと思いますが、冷え性の方は控えめにしておくと良いと思います。
それからステビアやラカントのような天然の甘味料は、抽出されたものなので食材をそのまま食べるのとは違って、腸内環境にどのような影響を与えるのかはまだ分かっていないことも多く、私はなるべく控えた方がよいと思っています。
私はあまり甘党ではないので、自分のために甘いもの(加工品)を買うのは月1のアイスやたまに飲むお酒くらいですが、子供のおやつなどに甘いものを買うときは、なるべくフルーツにして、加工品なら血糖値のことは気にせずに普通にお砂糖で作られたものを選び、たくさん食べさせないようにしています*
偽物スイーツに注意
スイーツに限らずですが、スーパーやコンビニで手軽に安く買える加工食品は、見た目や味が本物っぽく感じられても、実は本来使うはずの食材がほとんど使われておらず、植物油脂や異性化糖などの添加物だけで作られている場合があります。
例えば、アイスクリームやプリンは卵と乳製品と砂糖で作られるはずですが、ラクトアイスはサラダ油やパーム油などの植物油脂で作られていますし、安いプリンは植物油脂と異性化糖をただ寒天や増粘多糖類で固めているだけだったりします。
ぜひ原材料を確認するクセをつけて、なるべく本物を選んでくださいね*
最後に*アガベシロップ
まだ続きがありますが、今回はこの辺でお終いにしますね。
最後にまたまた不思議な話をしますが、私がある日、自家製の豆乳ヨーグルトにかけたりするのに使うシロップ(甘味料)は何が良いかと考えていると、しばらくして「アガベシロップ」と聞こえてきました。
調べるとアガベシロップはほとんど果糖でできていて血糖値が上がりにくいようです。
早速使ってみましたが、普通に美味しいし、砂糖よりも甘味が強く少量で済むので、コスパも悪くないです^ ^
前述のようにとり過ぎはダメですが、選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
それではまた♪
続きはこちらです↓