こんにちは♪
先月、家族で旅行に行きまして、少し疲れたのか帰って数日後に、子供が風邪をひいてしまいました。
発熱があった前日に、鼻水が出ていたのにショッピングモールで甘いものや脂っこいものを食べさせてしまったのも良くなかったなぁと思っています…反省です。。
うちの子供は、不思議と金曜の夜や祝日前などに発症することが多く、連休をはさめるため学校をあまり休まずに済んだりするのですが、土日は病院がお休みだったり、午前中しか診療していなかったりするので、どうか病院に行くレベルにまで悪化しないでくれ〜!といつも祈りながら看病しています…^ ^
今日は、わが家で風邪をひいたときに、意識してとるようにしている食材や、常備薬のようにストックしておくと便利な食材などについて書いてみようと思います。
風邪のひき始めに
早めの対策が肝心です!鼻水やのどの違和感、寒気など少しでも違和感を感じたら、
- 身体を温める食材や 抗菌・殺菌作用のある食材をとり、お腹いっぱい食べずに腹6分目にして
- 身体を冷やさないようにして過ごし(腹巻、レッグウォーマーなども活用)
- 乾燥する季節なら加湿器やマスクで、のどと気管を潤し*
- お風呂(湯船)に入り
- なるべく早く寝ます
* アロマ対応の加湿器なら、抗菌、抗炎症作用のある「ユーカリ・ラディアータ」や「ティーツリー」を使うと良いです。
* マスクはウイルスの侵入を防ぐ効果はないが、保温と保湿により感染を防ぐ効果はあるのではないかと思っています。
子供は特にマスクによる弊害が大きいため、わが家では、風邪をひいたときは子供は付けずに、大人のみ付けるようにしています。雑菌が増えるので、長くても1日で取り替えます。
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身体を温める食材
スーパーで手に入りやすいものを選んでみました。
野菜・魚介・肉
- かぼちゃ、かぶ、納豆、梅干し、しそ、舞茸、アジ、イワシ、ブリ、鮭、マグロ、エビ、鶏肉、羊肉など
香味野菜・調味料
- 味噌、黒酢、酒粕、生姜、にんにく、ネギ(特に白い部分)、ニラ、玉ねぎ、らっきょう
胃腸の負担のない程度に、適量を食事にとり入れます。
スパイス・ハーブ
- よもぎ、パセリ、バジル、こしょう、からし、唐辛子、山椒、シナモン、八角、クミン、クローブ、ナツメグ、カルダモン、ローズマリー、紅茶、プーアール茶
スパイスやハーブは生薬として使われたりもしますので、こちらも胃腸や肝臓などの負担にならない程度に少量をとります。
スーパーのスパイス売り場でよく見かけるものばかりですので、小瓶のものを常備薬のように揃えておき、お料理に加えたり、温かい紅茶にサッとふりかけてとるのもオススメです♪
私はチャイが好きでよく飲みますが、チャイには紅茶といろんなスパイスが入っていますから、身体を温める飲み物として最適です。牛乳や豆乳を入れずに飲んだほうが効果は高くなります。
冬は、生姜とチャイで作るスパイシーな簡単クラフトコーラもオススメ!なるべく常温で飲みましょう^ ^
ちなみに、この後すぐになくなりましたので、また作りました 笑
抗菌・殺菌作用のある食材
- 梅干し、生姜、お酢、緑茶、にんにく、ハチミツ、オレガノ、クローブ、ローズマリーなどハーブ類
梅肉エキスがあると安心
以前からオススメしている梅肉エキスですが、強力な殺菌効果があります。
風邪だけでなくお腹の不調に効いたりなど、ここでは書ききれないほどの様々な健康効果がありますので、ぜひ調べてみてください。空腹時を避けて飲みます。
以前、子供が胃もたれして苦しんでいるときに飲ませると、あっという間に具合が良くなり驚きました。その経験から子供は「梅ちゃん飲むと良くなる」と思ってくれたので、味はおいしくないけど飲んでくれるようになりました^ ^
子供には少量にして、お湯やお茶で薄めてあげると飲みやすいです!
残りものいろいろ*かぼちゃの味噌汁
子供の風邪のひき始めに作った、かぼちゃのお味噌汁をご紹介します。
冷蔵庫に残っていた「かぼちゃの塩バター焼き」と「小松菜とゴマのふりかけ」と「茹でたそうめん」で作ったお味噌汁です。そうめんはほんの少しだけで、ほぼスープです。
残りものなので所要時間5分くらい…この時期はかぼちゃ料理を作り置きしておくと良さそう^ ^
身体を温めるかぼちゃと味噌。大葉もあれば入れてください。人参などの根菜類を入れても良いです。いりこと味噌でタンパク質もミネラルもバランス良くとれます!
◾️ 材料
かぼちゃ、小松菜、大根おろし、ネギ、にんにく、いりこの粉末、味噌、黒豆の煮豆、茹でたそうめん(お米でも)
食材の切り方は何でも良いです◎
◾️ 作り方
- 鍋ににんにくと、いりこの粉末と水かお湯を入れて火にかける(生のかぼちゃならここで一緒に茹でる)
- 沸騰したらかぼちゃと小松菜を加え、温まったらそうめんとネギを加え、一煮立ちしたら火を止める
- 味噌を溶かして味を整え、大根おろしを加えたらお椀に盛りつけ、黒豆を飾る
大根は身体の熱をとる食材ですが、生の大根は消化不良やのどの痛み、痰のあるせきなどに良いそうなので、子供が嫌がらない程度に入れています。
大根おろしは何かと使えるので、あればブレンダーで一気におろして、製氷皿に入れて冷凍しておくと便利♪
大人なら・・・
大人は子供よりも回復力が低めですし、発育途中でもないですし、特に子育て中の方は仕事を休んだとしてもゆっくりと休んではいられないと思いますから、サプリや医薬品を利用して乗り切るのもオススメ。
もう一度書きますが、早めが肝心です。違和感を感じたらすぐに!
私は普段は飲みませんが、違和感を感じたときや家族が風邪をひいて感染する確率が高いときは、ビタミンC、ビタミンD、亜鉛の入ったサプリを飲みます。
のどに違和感があるなら、龍角散を服用したあとに、のどぬーるスプレーをひとふきしておくとバッチリ!◎^ ^
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悪化してしまったら
高熱が出てグッタリ、のどの痛みが強いなど症状が進んでしまったら、胃腸に優しく熱を冷ます効果のある食材を、食欲がある場合にのみ少量で良いので食べます。
- 大根、白菜、蓮根、ほうれん草、小松菜、クレソン、小豆茶など
食事をとると消化吸収にエネルギーを使いますから、食欲がない場合は無理して食べずに、水分補給だけ気をつけて身体を休めます。
のどの痛みや吐き気があるときは、トマトや柑橘類、酢の物など酸味のある食べものや、辛いもの、匂いの強いもの、硬い食べ物を避けて、薄味にします。
食材は細かく刻んで柔らかく煮たり、すりおろしてとると良いです。
野菜だしのあっさり野菜スープ
こちらは大根、白菜、人参、ブロッコリーを、天然塩と野菜だしで圧力鍋で加圧1分で煮たスープです。ブロッコリーが崩れちゃってますね^ ^
電気圧力鍋なら、保温しておけばいつでも温かいスープをいただけます。
体調を崩した時は、このような少し物足りなく感じるくらいシンプルな味付けで、柔らかく煮た野菜スープがオススメです。
普段なら食欲をそそられるはずのお魚やお肉の香りは、具合が悪い時は気持ち悪く感じてしまうことがあります。
せきや痰が出る場合は
- 梨、りんご、陳皮、しそ、ハチミツ、タイム、びわの葉茶
陳皮は簡単に手作りすることができます。柚子の代わりにもなり、栄養価も高く毎日のお料理に使えるので、ぜひ作ってみてほしい!
この時期は、梨やりんごをすり下ろすか(ブレンダーだと簡単)、お砂糖を加えずに少量のお水で煮てジャムのようにしたもの(圧力鍋だと簡単)を、冷凍してストックしておくと便利かもしれません。
以前、 “こちら”でご紹介しましたが、梨がたくさん手に入りまして、その後お砂糖なしのジャムにして冷凍しておいたのですが、これが今回とても役に立ちました。
加熱すると、とろみのある自然な甘さのシロップみたいなものができるので、のどや気管の保湿と水分補給が同時にできます。
細菌やウイルスは、のどが乾燥していると線毛運動が悪くなり体内に侵入しやすくなります。果物や蜂蜜に含まれる糖は、高い保湿作用がありますから、のどの乾燥を防ぎ、風邪の予防やのどの痛みを緩和する効果があります。
大人でも咳き込んでいる時に、飴は舐めにくいですよね。ハチミツが食べられず、飴の誤飲の心配のある乳幼児や子供には特にオススメです!
のどに優しい「梨と陳皮と生姜のドリンク」
◾️ 材料
・梨 : 180mlくらい(すりおろすか細かく刻んだもの、無添加の梨ジャムなど。リンゴでも良い)
・生姜 : 適量*
・水 : コップ2杯くらい
・陳皮 : 適量*
* 子供に飲ませる場合は上澄みを飲ませるため、生姜はすりおろしではなく輪切りや刻んだものにして、陳皮は粉末ではなく小さくちぎったものが良い。
◾️ 作り方
- 鍋に梨と生姜とお水を入れてとろみが出るまで煮込む
- 陳皮を加えて軽く混ぜ、一煮立ちさせたら火を止め5分くらい蒸らしたら完成
そのまま飲んでも良いし、のどの痛みが強い場合や子供に飲ませる場合は、上澄みをスプーンなどですくったり、ガーゼや茶漉しでこしてから飲むと良いです。
このシロップをお茶で割っても美味しくいただけます。
ノンカフェインでリラックス効果のあるカモミールティーで割って子供に飲ませました。とても美味しいですよ♪
上澄みをすくった後に、鍋に残った梨などは、もったいないのでお湯割りにしたり、紅茶で割って私が美味しくいただきました^ ^
のどの痛みにはハチミツが良いと言われますが、本物のハチミツはちょっとお高いので、普段わが家では、甘いシロップならアガベシロップやオリゴ糖を使っています。
のどの痛みや咳には「ハチミツ大根」がとても効くので、今後はハチミツも常備薬のようにストックしておこうと思います。
*追記*
この後、夫がインフルになり、早速作ることになりました…↓
そういや蜂は、農薬の影響でだいぶ減ってしまったようですね。蜂に限らずその他の昆虫や魚や鳥なども減っているそうです。
有機廃棄物を土に還したり、植物の受粉をしたり、魚や鳥など様々な生き物の食料にもなっている昆虫は、地球環境を下支えする大切な存在ですが、日本のみならず世界でも減ってきているようです…とても恐ろしいことですね。
最後に*なるべく胃腸に優しいものを
風邪のひき始めであっても、内臓の負担になりやすい甘みの強いもの、脂っこいもの、味の濃いもの、辛すぎるものは極力食べずに、消化吸収の良いものを食べます。
…っと、こんなことを書いておきながら、風邪ぎみの子供に、ショッピングモールでチョコと生クリームたっぷりのクレープを食べさせてしまいましたが…。
特に体調をくずした時は、親は心を鬼にしてダメだと言わないといけませんね。。
「食べる物によって、免疫力が上がったり下がったりする」ということを、経験を通して学べたという点では良かったかな?ということにします…^ ^
それではまた!