こんにちは♪
前回は自家製コーヒーリキュールのお話をしましたが、今日はバタフライピーをウォッカで漬けて作った、青色の美しいカクテル作りにオススメの、自家製ブルーキュラソーのご紹介です*
いわゆるチンキと呼ばれるものに近いと思いますが、私の場合は肌につけたりなどの美容目的ではなく、カクテルの色付けのために作ってます^ ^
このような↑市販のブルーキュラソーの代わりとして使えると思いますが、青色1号などの合成着色料ではなく、ハーブから抽出した天然色素「アントシアニン」なので、合わせる材料によって色が大きく変化してしまいます。
ちなみに、アントシアニンはペーハーによってこのように色が変化します↓
それでは早速、作っていきます♪
① バタフライピーをウォッカで漬ける
バタフライピーをティーバッグから出して、フタのついた瓶やアルコール対応の密閉容器に入れ、ウォッカを適量そそぎます。
今回は120mlの容器に入れるので、ウォッカを120ml使いました。
ティーバッグを7つも使いましたが、先に言ってしまいますが、120mlではこんなに必要なかったです…。
② 光の当たらない場所に置く
フタをしたら、光で色素が分解されてしまわないように、冷蔵庫などの光が当たらない場所に置きます。
すぐに色素が出ますので、数時間おくだけでも良いかと思いましたが、1週間置いてみることにしました*
実は、この時点ではブルーキュラソーとして使うつもりはなく、添加物なしで青いカクテルが作れたら何でも良いと考えていたため、桜餅のような上品な甘い風味のある「ズブロッカ バイソングラス」を使ったのですが、オレンジの果皮を漬けたキュラソー(ブルーキュラソー)を作る場合は、普通の無臭のウォッカで作ってください。
後ほど、キュラソーにしたものもご紹介しますね*
ズブロッカの瓶の中には、何か棒のようなものが入っていますが、これはこの独特な風味の正体であるバイソングラスという、とても希少な薬草です!
③ バタフライピーを漉す
バタフライピーを茶漉しなどで漉して容器に入れます。
まだまだ色素が残っていますね!
次はティーバッグを2つに減らしてみよう。
用途がカクテルの色付けだけなら、これで出来上がりです!
ズブロッカで作ってしまったので、便宜上これを「ブルーズブロッカ」と呼ぶことにします^ ^
バタフライピーは、そんなに味や風味にクセがないので、普通にウォッカとして使えるかと思います。
ブルーキュラソーとして使うなら、オレンジの果皮で風味を付けます。これは後ほど④のところで♫
リキュールにするなら・・・
甘みのあるリキュールやシロップとして使う場合は、砂糖を加えます。
砂糖をそのまま加えると、溶けるのに時間がかかりますので、早く仕上げたい場合は、この出来上がったウォッカの半分くらいの量のお水と、お好きな量の砂糖を鍋に入れて加熱して溶かし、よく冷ましてからウォッカに加えてみてください*
ブルーズブロッカでカクテル作り
ブルーズブロッカで、スクリュードライバーのようだけど炭酸の入ったバイカラーのカクテルを作りました♫
◾︎ 材料
- オレンジジュース:80ml
- レモン果汁:20ml
- 炭酸水:200ml
- ブルーズブロッカ:適量(20〜40mlくらい)
* バタフライピーはアントシアニンによる健康効果もありますが、血小板凝固抑制作用があるそうなので、お薬との飲み合わせにはお気をつけください。女性は妊娠中はもちろん、生理中も避けたほうが無難です。
◾︎ 作り方
材料の123を混ぜてから、4を静かに注いで完成。
ブルーズブロッカ40mlで作りましたが、混ぜると鮮やかな紫色に!
…でも、ちょっと私には濃かったので、次からは20mlに減らしました。。。
ちなみに、ズブロッカは普通のウォッカよりもアルコール度数が低いです。
ズブロッカの香りが入ると、オリエンタルな感じのする異国風なカクテルになりますね〜♪ すごく美味しい!
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④ オレンジの果皮を漬けたウォッカを加える
ピーラーでオレンジの皮(果皮)をなるべく白いところが入らないように薄く剥き、先ほどのバタフライピーのようにウォッカで漬けて、1〜2週間置いたものを用意し、③に加えたら完成♪
ブルーズブロッカは桜餅のような香りが強いので、ブルーキュラソーとして使う場合は、普通のウォッカで③まで作ります。
写真のオレンジの皮らしきものは、実は…みかんの皮です!笑
オレンジで作るのに越したことはないのですが、無農薬や有機のオレンジはなかなか手に入らないため、代わりにみかんで作りましたが、みかんの場合ピーラーで剥くのは難しいし、手で剥いた皮をそのまま漬けたものと比べたところ、味も香りも大して変わらないと感じたので、みかんの場合はわざわざピーラーで剥く必要はないと思います。
みかんの甘く爽やかな香りがして、オレンジに負けず劣らずでとても良い香りがします♫
バタフライピーとみかんの皮を、初めから一緒に漬けてしまおうか迷いましたが、何か化学反応が起こり色が変化してしまったら嫌なのと、バタフライピーは数時間漬けるだけで良いのに対し、みかんの皮はしっかり香りを出すために1週間は漬けておきたいので、このように別々で作り最後にあわせることにしました。
ブルーキュラソーでカクテル作り
ブルーキュラソーでいろいろ実験してみました!
◾︎ ピーチミルク風
ブルーキュラソーとピーチリキュールを1:2くらいで混ぜ合わせ、豆乳を静かに注いだら完成。
青色のグラデーションが美しい!
混ぜるとパステルカラーのような淡い水色になって可愛いですね〜
味は名前の通りピーチミルクなお味で、とても美味しい♪
夫も美味しいと言っていました^ ^
◾︎ ニンジャタートル風
緑色のカクテルを作りたいと思い、本来ならジンで作るニンジャタートルを、ウォッカで作ってみました。
う〜ん微妙な色…。でも、オレンジの酸味でペーハーが変わり赤くなってしまうかと思いましたが、それは大丈夫そう。
カーキのような渋い色になってしまったので、そうだ、豆乳を入れて明るくしてみよう!
あっ分離してしまった…そうだよね、オレンジジュースだし。これは失敗です。。
もしかしたら、ブルーキュラソーとリキュールやシロップを加えて甘みを付け、そこに重曹を加えてアルカリ性にした後、炭酸水を注げば、緑色の美しいカクテルが作れるかも??
と思いましたが、家に食品グレードの重曹がないのと、胃腸の弱い私には、胃酸が中和されて気持ち悪くなるかもしれないのでやめておきます…^ ^
◾︎ ガルフストリーム風
パイナップルジュースなしでガルフストリームみたいなカクテルを作ってみました。
ペーハーが変わって赤くなったのかと思いきや、このグレープフルーツジュースはピンクグレープフルーツも混ざっていたようで、もともと薄いピンク色をしていました…。
◾︎ ビッグアップル風
後からブルーキュラソーを静かに注ぐと、キレイな層が作れます。
混ぜると微妙な色ですが、割とオシャレな感じもする。
リンゴジュースとブルーキュラソーの量を調節すれば、少し緑がかった青色カクテルが作れます♪
◾︎ エルダーフラワー・ウォッカソーダ
こんな名前のカクテルはないと思います。私が適当に名付けました^ ^
ブルーキュラソーと炭酸水をグラスに入れて、
後からエルダーフラワーのシロップを静かに注ぐと… あら可愛い!
エルダーフラワーの香りも相まって、どこかファンタジックな雰囲気に^ ^
◾︎ バラライカ風
青色が美しいですね〜♪
ウォッカとブルーキュラソーをグラスに入れて、
レモンを絞ると紫色に変化。
レモンを2切れ絞ると、さらに赤みが強くなりました*
もう「バイオレット・バラライカ」と名付けたいくらい、美しいですな♡笑
結構アルコール度数は高いはずなのに、フレッシュなレモンジュースのおかげで飲みやすい!
他にも、自家製リキュールなどを作っていますので、また今度ご紹介しますね^ ^
それでは、今日はこの辺で!