こんにちは♪
今日は小松菜と、普段捨ててしまいがちな野菜の茎や芯などの野菜くずで作る、おいしくて栄養満点の「ごちゃ混ぜ青菜ふりかけ」のご紹介をします。
わが家では毎週欠かさず作るほど、年中食べているふりかけですが、めちゃくちゃ美味しいしシンプルな味付けなので、ずーっと飽きずに食べられます。
普段、捨ててしまいがちな野菜くずを使うことで、おかずの量が増え、栄養価は上がり、家庭から出る生ゴミが減り、食品ロス削減にもつながり、そして温めなくても毎日おいしく食べられる…、1度で5度おいしい「人と地球に優しいふりかけ」です!!
ちょっと大げさかな^ ^
材料
材料は小松菜一袋と、その日にあったその他の青菜の野菜くずなので、毎週若干変わります。青菜(葉っぱ)ならなんでも大丈夫です◎
- 小松菜:1袋
- 塩:適量(食卓塩じゃないやつ)
- 桜エビ:少量(入れなくても良い)
野菜くず(今回使ったもの)
- カリーノケール
- ブロッコリー
- 水菜
桜エビを入れない場合は特に、天然塩などの良いお塩を使ってください。
水色のじゃがいもの紙は関係なかったですね…。
実は、今回使用する写真はすべて今年の2月に撮影したものなのですが、今の時期でも材料はあまり変わらないためそのまま使うことにします^ ^
ちなみに、わが家ではこのような小さな紙も、汚れがひどくなければ、雑紙として資源ゴミに出しています。
作り方
カリーノケール〈その他、茎が固めの青菜の場合〉
カリーノケールの茎は固めで少し筋っぽいので、わが家では葉っぱと茎にわけて、茎をふりかけに使い、葉っぱは保存容器に入れて他のお料理に使っています。
葉っぱは夫のお弁当のサラダに入れることが多いので、細切れになったやつや固そうな部分はふりかけに入れてしまいます。
しっかり水を切るのが面倒なので、水っぽくならないようにさらしを下に敷いています。
保存容器に入りきらない分は、ふりかけに入れてしまいます。
根本の切り口の部分は、変色していたり、乾燥して気になる場合は薄く切り落としますが、あまり気にならないものは、火を通す場合のみ切り落とさずに使ってしまいます。
葉っぱは適当に細かく刻んで、茎は繊維を断つように細かく輪切りにします。
茎をつまんだまま、先までなぞるように指でひくと、簡単にスルッと葉っぱがとれます。
以降、このように刻んだふりかけの材料は、その都度フライパンに投入していきます。
水菜
水菜は他の料理に使って一株だけ余っていました。水菜もサラダに入れるので、保存容器に入れておきます。この状態にしておくと、すぐに使えて便利です。
まな板や包丁についた野菜くずは、そのままフライパンに入れてしまいます。
根本の部分は、水洗いしても土が奥まで入り込んで残っていることがあるので、大きめにカットし、写真のように広げてまた洗います。
その様子はこの後の小松菜のところで。
変色した根本部分のみ薄く切り落とし、適当に刻んでフライパンに入れます。
廃棄することになる切り落とした野菜くずは、後でお見せできるように豆皿にのせています。
小松菜
小松菜も水菜と同じように、根本を大きめにカットします。
同じように、適当に細かく刻んだらフライパンに投入。
根本は広げてジャーっとお水をかけて、土を洗い流します。
根本に黒い点のようなものがあり、土や小さな虫のように見えることがありますが、洗っても落ちないものは、たいてい野菜のポリフェノールか、小さな赤ちゃん葉っぱである場合がほとんどです。
変色した部分を切り落とし、根本まで細かく刻みます。
根っこがある小松菜なら、根っこも刻んでフライパンに入れてください。栄養価も高いしとても美味しいですよ◎
根本も細かく刻みます。
根本の成長点の辺りは、独特の甘みがあって美味しいです。
味が変わるということは、含まれる栄養素も変わるのだと思いますが、成長点というだけあって、この部分には野菜のエネルギーがたくさん詰まっている気がしています。ぜひ捨てずに食べてくださいね!
ブロッコリー
ブロッコリーの葉っぱと、固そうな葉の根本部分、水洗い中に取れてしまった小さなつぼみなどはふりかけにします。
変色した切り口は、薄く切り落とします。
適当に細かく刻みます。
茎はだいたい半分のところで切って、
上半分は、そのまま一口大に切ります。
下半分は、外側の筋の多い部分をザックリと切り落とし、同じく一口大に切ります(写真は外側を切り落としたところ)。
外側の切り落とした部分は、結構筋っぽいので、ふりかけには入れずに、みじん切りにして他のお料理に使うか(煮物に入れると食べやすい)、横向きにして繊維を断つように細切りにし、人参やごぼうと一緒にきんぴらにします。
ちなみに、ブロッコリーは生のまま冷凍保存できます。傷みやすいので、早めに調理しない場合はカットして冷凍しちゃいましょう◎
炒める
フライパンが青菜でいっぱいになりましたね!もっと多いときもあります。
ちなみに、このフライパンの内寸は28cmです。家庭用にしては大きめですが、私は持ち上げるような鍋振りをしないし、大きさの割にそんなに重くもないので使いやすいです。
一日に何品も作るのは大変なので、わが家の場合は一日に一品程度を一度にたくさん作り、その日食べて残った分を作り置きおかずとして数日かけて(途中で簡単にリメイクしながら)食べていく、というたかちでやっているので、大きなフライパンが必要なのです^ ^
わが家の場合はこういうローテーションでいくと、自然とお料理しなくても良い日(フライパンを出さない日)が週3日くらい生まれます*
話を戻しまして…
塩を適量と、お好みで少量の桜エビを適当にちぎって加えて炒めます。少量でも十分おいしいです。
油は引かなくても良いですが、気になる場合は少量を加えてください。
ガーン!桜エビの賞味期限が切れていますね…!(分かっていたくせに)
缶詰やレトルト食品は、賞味期限が数年過ぎていても食べられるようですが、わが家では、桜エビなどの乾物も賞味期限を気にせずに食べています。
ただし、袋を開けたものは必ず冷蔵庫で保管します。
シャキシャキ感が残っているうちに火を止めたら完成です!
お好みですりごまをかけても美味しいです◎
2月に撮影したので忘れていましたが、この日は自家製の陳皮も加えていました^ ^
殺菌がてら熱々のうちにガラスの保存容器に入れ、フタをして冷蔵保存します。
毎回、清潔なお箸で取り分ければ、温めなくても2週間くらいおいしくいただけます(私の感覚では)。
ジャムの瓶のような小さめの容器に小分けにして、フタまでいっぱいに詰めたほうが傷みにくいと思います。
お味はシンプルな味付けなのに、これが、めちゃくちゃおいしいんですよね〜
塩味なので、おにぎりや海苔巻き、混ぜご飯の具にしたり、チャーハンやパスタや卵焼きに加えたりなど、なーんにでも合います◎◎
何も作りたくない〜ってときは、玄米や雑穀ご飯に、納豆とこのふりかけをたっぷりかけていただけば、あっという間に作れるのに栄養価的にも花まる◎パーフェクト!ではないでしょうか?^ ^
納豆のビタミンB1を効率よく摂取するために、酢玉ねぎものせたら尚良し◎◎◎ 黒こしょうもかけてください。
ちなみにわが家では、納豆はタレとからしが付いていないやつを選び、自家製のにんにく醤油をかけていただきます。
おまけ*にんにくの根本も使えます
にんにくの根本は固くて食べにくいし、そんなに美味しくもなさそう?なので食べませんが、捨てずに取っておいて、茹で野菜を作るときに一緒に加えると、にんにくの風味がついて美味しくなります。
上の写真では、ちょっと食品ロスを意識し過ぎて、だいぶ薄くなってしまいましたが、一片だけ使う場合はもうちょい厚めに切ってください^ ^
ブロッコリーの塩茹でに加えています。見つけられますか??
すぐにお湯を沸かしたいので、半分浸かる程度の少量のお水で、蒸し茹でみたいな感じで火を通しています。途中で上下を返します。
ブロッコリーは慣行栽培がほとんどで、私の場合は独特のえぐみが気になるので、栄養素の流出などはあまり気にせずに茹でるようにしています。
廃棄する野菜くず
こちらが、今回ご紹介したレシピで出た生ゴミです。小さな豆皿に並べられる程度に抑えられました!
小松菜、カリーノケール、ブロッコリー、水菜、にんにくの根本も入れておきました*
畑をされていたりコンポストを作られているなど、ご家庭で生ゴミを分解できる場合は、そこまで生ゴミの量を気にしなくても良いかと思いますが、わが家のようにそれが難しく燃えるゴミとして出すしかない場合は、ちょっとだけ手間をかけたり、野菜の汚れや見た目に対してあまり神経質になりすぎないなど価値観を少し見直すだけで、生ゴミの量はグンと減らせるだけでなく、おかずの量は増え、栄養価は高くなり、家族は健康になり、人にも地球にも優しくなれるのではないかと思います。
あと、お財布にも優しいですね^ ^
それでは今日はこの辺で♪