こんにちは♪
今日も前回に引き続き、わが家で実践している、野菜の皮などの野菜くずを使ったレシピや、野菜の切り方などをご紹介します。
前回のお話はこちら↓その後、少し追記しました。
2回目の今日は根菜類(人参・じゃがいも・れんこん・大根・長芋)です。
人参やじゃがいもなどの根菜類は、剥いた皮を食べずに捨ててしまうご家庭も多いのではないでしょうか。
基本的にわが家では、固くて食べにくい野菜の皮でなければ、すべて剥かずに食べています。子供が乳幼児だった頃は、子供には皮を剥いて調理したものを食べさせていましたが、剥いた皮は捨てずに、大人が食べるおかずに使っていました。
皮まで食べることにより、栄養価は高くなりますし、皮を剥く手間も省け、おかずの量は増え、それだけでなく、悪臭の出やすい生ゴミが減り、問題となっている食品ロス削減にもつながり、人にも地球にも優しくなれる、やって損なしの取り組みですので、ご参考になりましたら嬉しいです^ ^
人参・じゃがいも
わが家では野菜の泥を落とすのに、手作りの麻ひもタワシを使っています。普通のタワシのほうが、隙間に入った泥は落としやすいですが、優しく洗えるので気に入っています♪
同じ麻ひもタワシをずっと使っていますが、野菜を洗うか、たまにフライパンのこびりついた汚れを落とす時にしか使わないので、あと何年も使えちゃいそうです。
野菜が届いたら、人参もじゃがいもも泥を落として(完璧に落とさなくても良い)、人参は野菜室に、じゃがいもは常温で保管しています。
じゃがいもは、中が見えない箱や袋に入れておくと、私の場合はあったことを忘れてしまうことがあるので…、プラケースに入れて、常に見える場所に置いています^ ^
黒いのはアボカドです。
人参は上のヘタの部分だけを薄めに切り落とし、写真のようにヘタのまわりをぐるりとカットし、中央のヘタだけ廃棄します。
じゃがいもは、じゃがいもの芽と、気になる部分だけ包丁の刃元を使って取り除き、廃棄します。
人参もじゃがいもも、皮をむかずに調理します。
ポテトサラダにするときは、大きな皮があると食べにくいので、あらかじめ皮に細かく切れ目を入れてから蒸すか、皮付きのまま一口大にカットしてから蒸して、皮付きのまま潰して味付けしています。
前回ご紹介したブロッコリーの茎(切り落とした筋の多い部分)と、ごぼうと一緒に、きんぴらにしました。
ごぼうは、麻ひもタワシで泥を落としたあと、皮を剥かずに、包丁でささがきにして冷凍保存したものを使っています。
れんこん
届いてからしばらく放置してしまい、酸化が進んでしまいました。。
食品ロスを減らすには、どの食材もなるべく早めに調理するか、献立が決まらない場合は、ひとまず適当にカットして冷凍しておくと良いですね!
切り口の変色した部分と、気になる部分を取り除き廃棄します。
れんこんは、乱切りなど煮物に使うために大き目にカットする場合は、ピーラーでなるべく薄めにある程度きれいに皮を剥きますが、きんぴらなど炒め物に使う場合は、皮を剥かずにそのまま薄めにカットします。
私の場合、れんこんの皮の模様がちょっと気になるのでこうしていますが、見た目が気にならなければ、皮付きのまま煮物にしても問題ないです。
カットしたら、また水洗いして穴の中の汚れを落とします。
写真がないのですが、このあと醤油、みりん、砂糖で甘辛く炒め、最後に青のりをたっぷりとかけていただきました。にんにくと黒こしょうを加えても美味しいですよ♪
大根
大根は、届いたら早めにヘタを切り落とします。
それから、皮付きのまま上部、中部、下部の3等分にカットし、下部の細い部分もカットします。
上部と下部は、炒め物やスープ、大根おろしに使うことが多いので、それぞれ皮をピーラーで剥いて、皮はフライパンに入れておき、
使いやすい大きさにカットしてから、冷凍保存します。
大根おろしにする場合は、ある程度細かくカットしてからブレンダーでペースト状にし、製氷器に入れて冷凍しています。
カット野菜を保存袋に入れたあとに、くるくると巻きながら空気を抜いてチャックを閉じると、しっかりと空気が抜けます。
まぁ…この袋も何度も繰り返し使っているので、しっかり空気を抜いても、またすぐに入っちゃうんですけどね^ ^
大根の中部は、だいたい煮物か漬物に使いますが、煮物にする場合は、写真のように内側の透き通った部分が見えるまで、ピーラーで何回も皮を剥いていきます。皮はフライパンに入れます。
ぐるりと一周剥いたら、煮物用に厚めにカットして、保存容器に入れて冷凍保存します。もちろん、すぐに調理する場合は冷凍しなくて大丈夫です。
一番下の細い部分は、包丁で薄くスライスしてフライパンに入れます。
フライパンに入れた皮は一口大にカットします。
大根の葉は、前回の小松菜のように根本を開くようにして水洗いします。
大根の葉の場合、小松菜のように根本がしっかり開かないので、ある程度まで細かく刻んだら、
ヘタを薄く切り落とし、葉をザルに入れて水洗いしてから、細かく刻みます。ヘタは廃棄します。
大根の葉を入れる前に、先に皮だけ、酒、みりん、醤油(1:1:1くらい)で炒め、しんなりしてきたら葉を加えて少し炒めたら完成です!最後にごま油を加えても美味しいです。
このレシピ、シンプルな味付けですが、私が大根料理の中で一番好きなくらい、めちゃウマなので、絶対作ってほしい^ ^
長芋
この長芋も時間が経ってしまって、ところどころ変色してしまっていました…。
切り口の変色した部分を薄く切り落とし、包丁の背で変色した皮を削り落としました。こちらは廃棄します。
ひげ根は、気になる長いひげはある程度、指で引っ張って取り除きます。食べても問題ありませんので、取りきれないものはそのままにします。きれいに取り除きたい場合は、火で炙って焼き切ってください。
皮付きのままカットしたら、そのまま調理するか、生のまま保存容器に入れて冷凍保存、あるいは皮付きのままブレンダーで、とろろにしてから冷凍保存することもあります。
長芋と秘伝豆と玉ねぎの皮を、塩、醤油、みりん、麺つゆ(隠し味程度)で炒めました*
玉ねぎの皮の食べ方についても、近いうちにご紹介できたらと思っています。
ケルセチンたっぷりなので、ぜひ食べてほしい!
それでは、今日はこの辺で♫