こんにちは♪
以前こちらで↓米糠を混ぜて炊く「玄米風ご飯」のご紹介をしていますが、その後、新たに雑穀のあわ、ひえ、きびも加えることにしました。
というのも、また不思議なお話をしますが、ある日、急に「メチオニン」と聞こえてきまして、メチオニンとはアミノ酸のことですが、もしかしたら「メチオニンが足りないよ」と不思議な存在が教えてくれたのかもしれないと思い、メチオニンが豊富な雑穀を混ぜることにしました。
わが家の食事は基本的にプラントベースで、家では魚介類と卵と乳製品以外の動物性食品をとらないので、タンパク質は野菜や穀物にもたくさん含まれていますが、お肉並みのバランスの良いタンパク質をとるには豆類は欠かせません。
とはいえ、私はそんなに豆類を好んで食べるタイプではないし、納豆と枝豆は好きなので毎日ではないけれど食べてはいましたが、大豆はお肉のアミノ酸スコアに比べてメチオニンが少なめなので、お米などメチオニンが豊富な穀物とセットでとるのが好ましいのですが、私の場合お米よりもおかずをたくさん食べてしまいがちだからか、メチオニンが足りていなかったのかもしれません。
それからは、メチオニンを補填するために、納豆に鰹節を少しかけて食べたりもしています。
不思議な存在は、こんなふうにお医者さんや栄養士さんのようなアドバイスをくれることもあるので助かります^ ^
タンパク質は量よりバランスが大事?
下記のサイトより引用させていただくと・・・
食事として口から体内に入ったたんぱく質は、体内で消化され、アミノ酸レベルまで分解され、体を構成する成分やエネルギーとなります。
この時、必須アミノ酸はそれぞれお互いのバランスを保ちながら利用されるといわれています。ヒトでは9種類の必須アミノ酸のうち、8種類がたくさんあっても1種類が少なければ、他の8種類も少ない量しか利用されない、ということです。
何でもそうですが、タンパク質もバランスが大事なので、偏りがあるとその分、タンパク質の合成に使われる量も少なくなってしまいます。
しかも、タンパク質の合成に使われなかったアミノ酸(上画像で桶から漏れた水)は、窒素化合物などの老廃物になりますので、腎臓や肝臓に負担がかかります。
タンパク質もとりすぎは害となりますから、タンパク質の量よりもバランスを意識して、あとは限りある消化酵素の無駄遣いをしないためにも、よく噛んで腹八分目で食べることのほうが大切かもしれません。
日本人の身体に合う食事
最近の研究により、石器時代の人類の歯石に炭水化物の成分が確認できたことから、私たちの祖先は木の実や地下茎などから、エネルギーとなる炭水化物を摂取していたことが分かってきました。
ということで、私たちの遠い祖先は雑食だったようですが、日本人は何千年も前からお米を食べてきましたし、日本人の遺伝子や腸内細菌は、炭水化物の利用に適していますから、体調を整えるためにも、主食であるお米はしっかり食べたほうが良いのですが、白米は下記の表のとおりに、ミネラルや食物繊維など大切な栄養素がかなり削ぎ落とされているので、玄米や分づき米を食べるとか、難しい場合は白米やお料理に米糠を足したりすると、自然とバランスの良い食事がとれるのではないでしょうか。
引用元:玄米と白米の成分比較表
あとはやっぱり、日本人の身体に合う食事としては、味噌や漬物などの発酵食品は欠かせませんね!
発酵食品には、とても重要な生理機能を持つD-アミノ酸が豊富に含まれています。菌の働きって本当に尊いですね〜。
私たちは毎日たくさんの菌に助けられていて、たくさんの菌と共に生活しているということを知り、もっと菌に感謝しないといけません^ ^
新*雑穀ごはん
お米に加える雑穀を変えたのは、もう半年以上前のことなので、べつに「新」でもないのですが、前回より変わった点は、あわ、ひえ、きびが新たに加わったのと、もち麦を押麦にしたくらいです^ ^
押麦に変えた理由は、以前食べていたもち麦が、売り切れなどで手に入りにくくなったというのもありますが、押麦だと水洗い不要だし、潰れていて省スペースだからで…特に深い理由はありません。
後ほど写真が出てきますが、前回と同様にクコの実とにがりも入れます。
米糠については、前回より雑穀が増えたのと、わが家は分づき米をいただいているので、入れなくても良いかと思いまして、最近は入れていません。
米粉パン作りには米糠を加えています!
雑穀はそれぞれ袋を開け閉めするのが大変なので、使いやすいように大きな保存容器に2、3種類を混ぜて保管しています。
ちょうど残り少なくなってきましたので、古いのを出してから、保存容器に補充していきたいと思います。
ひえ・黒米・押麦
こちらのプラスチック製の容器には、ひえ、黒米、押麦を入れていきます。
まずは、ひえを一袋入れます。
続けて黒米も一袋分、押麦は入るだけ入れます。
キレイな3層ができてこのままでも素敵なのですが、少し混ぜるとアートな感じになってもっと美しくなります^ ^
フタを閉めて、ゆっくりとぐるぐる容器を回していくと、雑穀がマーブル模様のようになりながら混ざり合っていきます。
サンドアートみたい!
あわ・きび
こちらのガラス容器の方には、あわを一袋分、きびを1/2袋分入れます。きびは他で使ったので、今回は半分も残っていませんでした。
この容器だと2袋分は入らないので、メチオニンがきびより少し多い、あわを優先して入れています。
ちなみに、アミノ酸の含有量などはこちらで確認できます↓
なぜこのような分け方にしたのかと言いますと、写真の通り、あわ、ひえはそれぞれ「もちあわ」「もちきび」で「もち」がつくので、もちもちコンビということで、容器の中に何が入っているのか覚えやすいからです 笑
こちらも混ぜるとマーブル模様に。雑穀なのに、まるでオブジェのよう!
キッチンに置いておくだけで、どこかスタイリッシュな雰囲気に^ ^
お水の量と炊飯
補充が終わりましたので、ご飯を炊いていきます。
あれっ プラ容器ほうのマーブル模様がなくなってる?混ぜすぎ!?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、プラ容器のほうには簡単に開閉できる小さいフタがついており、そこから直接注げる作りになっているため、よく混ぜないと雑穀の割合がかなり片寄って出てきてしまうので、残念ですがある程度均等になるまでよく混ぜています^ ^
ガラス容器のほうには、使わなくなったレンゲを入れており、雑穀をすくう時にある程度バランスよく入るように調節しています。
プラ容器のひえ、黒米、押麦を、お米の計量カップ1/2まで入れます。
今回は無洗米でしたので、カップをお米の上に置いて入れちゃいます。
その上に、ガラス容器のあわ、きびも1/2の量を入れます。
あとは前回と同様にクコの実、にがりを入れて軽く混ぜて、お水を加えて炊きます。
雑穀の分のお水の量は、わが家の炊飯器では、お米1合と同じ水量で問題なかったため、毎回お米4合、雑穀1合、お水はお米5合のラインまで加えて炊いています*
はい、炊けました♪ ^ ^
あわ、ひえ、きびが加わると、不思議ともち米のようにもちもちした食感になります。
とっても美味しいですよ!
もし手の込んだおかずがなくても、ミネラル食物繊維たっぷりの雑穀ごはんに、へんな添加物なしの漬物とお味噌汁さえあれば、問・題・ナシ♪
相変わらずお米の高騰やお米不足が続いていますね。
大袈裟ではなく、日本人はお米がなければ健康的に生きていけません。一番大事な食料なのに、なぜ水田を潰すと交付金が出るのでしょうか…。
これからの時代は、農家さんから直接購入するのが主流になりそう?なので、ぜひお近くの農家さんを探して良い関係を築いていきましょう^ ^
それではまた!