こんにちは♪
11月に入り、東京も朝晩はだいぶ気温が下がってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
最近は知り合いのお店のホームページの修正をしたり、子供がインフルにかかったりなど…なにかと忙しくしていました。
以前こちらで↓夫がインフルにかかった時の過ごし方について書いていますが、今回は子供なので四六時中、同じ部屋で一緒に過ごしていましたし、夜は同じ部屋で真横で寝ていましたが、不思議と私も夫も発症せずに済みました!
加湿器で常に湿度60%くらいにして、さらに私はなるべく常にマスクをつけ上気道が乾燥しないようにし、こまめな換気をして、子供と接触したあとは手洗いとうがいをしました。
あと、これは意味があったのかは分かりませんが、何か鼻の粘膜にピリッとした嫌な感じがした時は、説明が難しいのですが、手のひらにお水をためて、頭をかがませた状態でお水に鼻をつけ、鼻の中にお水を含ませるようにした後に鼻をかむ…という謎の対策をしておきました^ ^

そんなこんなで、しばらく外出できなかったということもあり、空いた時間にまたかご編みにチャレンジしたのですが、今回は「ゴッズアイ(God's eye)」と呼ばれる編み方で作ってみました*

今日はこのゴッズアイのかごに使用した材料の下処理の話や、涙なしには語れない?失敗談などを書いていきたいと思います。
私のような初心者が、やってしまいがちな失敗かもしれません。誰かのご参考になれば嬉しいです^ ^
オカメヅタ

これはオカメヅタという植物のツルです。名前はツタですが、調べたところこれはツルなのだそうです。
もしかしたら近縁種のキヅタという植物かもしれませんが、素人には判別が難しいため、オカメヅタということにさせてもらいます。

わが家の近くではなかなか見ることのできない、太くて立派なツルでしたので、手に入ってとても嬉しいのですが、初めての経験なので、これをどのように処理して、何を作ったらよいのか分からず悩みました。
以前YouTubeで、何かの木の樹皮を剥がしてクルクル丸めて乾燥させる、ということをしていた動画を思い出し、ツルだけど真似してカッターで切れ目を入れて皮を剥がしてみました。

皮と中の芯の部分に分かれました。
途中で破れることなく、面白いくらいにスルスルと皮が剥がれていくので、剥いていて楽しかったです^ ^

皮は内側を表にして巻いたあと、洗濯バサミで留めて乾燥させます。
このオカメヅタ、子供を習い事に送った帰りに、なぜか歩道をふさぐように公園の植え込みからビヨーンと飛び出していたのですが、その時は剪定する道具を持ち合わせていなかったため、そのまま帰りました。
子供を迎えに行くまでの間、家に帰り、あのツルは勝手に取って良いものなのか、夕方過ぎの暗い時間に、いかつい剪定バサミを持って何かしている女がいたら、帰宅途中の女子高生に悲鳴をあげられるかもしれない、いつもの通学路なのに、私のせいで変な恐怖心を抱かせてしまったら可哀想だ…などとアレコレ考えながら、めちゃくちゃ迷ったのですが、おそらくそのうち業者の方が来て、ツルは切られて廃棄されてしまうだろうし、不自然なほど良い感じに飛び出していたので、これは氏神様に「持っていっても良いよ」と言われているのではないか?などとよく分からない理屈をつけ、子供を迎えに行くついでに、勇気を出してツルを剪定させていただくことにしました*

とはいえ、やはり一人では心細いし通報されたりしたら嫌なので、子供と一緒に楽しげに会話をしながら剪定しました 笑
ただ切っておしまいではなく、たくさん付いた葉っぱを取り除いたり、長いツルをまとめたりするので、それなりに時間がかかるのですが、ただでさえ暗くて見づらいのに、途中で小雨が降ってきて怪しさ満点の中、女子高生2人に不思議そうに見られたりもしましたが、なんとか無事に終えて帰りました。
シルバープリベット

素人なので断定はできませんが、おそらくシルバープリベットという植物の枝ではないかと思います。
枝を曲げやすくするために、水に浸しているところです。
こちらは朝の散歩中に、業者さんが飲食店の生垣の剪定をしていたのですが、下に落ちたたくさんの枝が欲しくてジーッと見ていた私に「どうしました?」と声をかけてくださり、わけを話すと爽やかな笑顔で「好きなだけ持っていって良いですよ」と言ってくださったので、お言葉に甘えてたくさん持ち帰ってきました♪
今回は細い枝のみ使いますが、太い枝も数本持ち帰ってきました。

水に浸してから5日間後には、この程度まで曲がるようになりましたが、編み材として使えたら嬉しいので、さらに柔らかくするために茹でることにしました。

直径36cmの大きな鍋を購入し、20分程度茹でました。
中国茶のような甘い香りがします。とても良い香りです♪

20分でこの程度まで柔らかくなりましたが、かごの編み材としては硬くて使えません。
思い切ってレンチンしちゃおうかとも思いましたが、焦げたら嫌なのでやめておきました^ ^
これ以上は時間をかけたくなかったので、諦めてかごの骨組みなどに使うことにします!

柔らかいうちに枝を数本束ねて輪を作り、ゴッズアイのかごの縦と横のフレームを作り、残りの枝はかごの芯材として使いたいので、丸くカーブしたクセをつけるために、束ねて麻ひもで巻いてリース状にしてから乾燥させました。
何かのツル

こちらも朝の散歩中にゲットしたものですが、オカメヅタよりも柔らかくて節が多く、アイビーの葉ような小さな緑色の葉がついていました。
これまた業者さんが歩道脇の生垣の剪定をしていたので、どのくらいの頻度で剪定するのかを聞いてみると、年に4回だと教えてくださいました。
そして、話の流れでかご編みをしていることを伝えると、「それならツルが良いよ」と言って高い石垣をひょいとよじ登り、木に絡みついた何かのツルをベリベリと剥がして私にくださいました。
シルバープリベットの時のお兄さんも、このツルをくださったおじ様も、紳士でとても素敵なお方でした…本当にありがとうございました!

このツルは柔らかいので、編み材として使えそうだと思ったのですが、しばらく水につけたり茹でたりしても、太いところはこのくらい曲げると折れてしまいます。

細いところはちょっと脆そうだけど、曲げられました。
完成間近で・・・かご崩壊!
初めは順調だったのですが、半分以上編み終えたところでかごが崩壊してしまったため、泣く泣く初めから作り直すことに…。
参考になるかわかりませんが、作り直す手前までの失敗談を記録がてら書いていきます。
ゴッズアイのかごの作り方は、こちらの動画の通りです。とても分かりやすいのでぜひご覧ください↓

乾燥してカラカラになったオカメヅタの皮を、水に浸けてやわらかくしてから適当な太さにカットします。
皮をむいたときは、丈夫である程度の長さもあったのですが、乾燥後に水で戻すと、薄く脆くなってしまい、はさみでカットすると途中でちぎれてしまったところも多かったので、仕方なく短い皮をつなげて編んでいくことにしました。

シルバープリベットで作ったフレームに、動画の通りに皮を巻き付けていきます。
上の写真のように、新しい皮を内側にはさんで巻き込むようにして、皮をつないでいきます。

なかなか良い感じに、ゴッズアイの部分ができてきました。
反対側も同じように編みます。

リースにしたシルバープリベットの麻ひもをほどき、ゴッズアイの部分にかける芯材を6本選び、同じ長さにカットします。

ゴッズアイに6本の芯材を差し込みます。
かごはまだ無事です。

オカメヅタの皮で、続きを編んでいきます。
皮はつぎはぎだらけですが、初めのうちは芯材の間隔が狭いので、ほつれずに編んでいくことができました。

おやおや? 様子がおかしいですね…崩壊へのカウントダウンが始まってしまいました。
反対側を編んでいると、初めに編んだほうのゴッズアイから、芯材が飛び出しそうになっていたので、洗濯バサミで留めています。

次の日の朝、
洗濯バサミを恐る恐る外してみると…ニョキッと芯材がもれなく飛び出してきました。

反対側は、芯材の圧でゴッズアイの皮が破けてしまいました。大ピンチ…!
あと、お気づきの方もいるかもしれませんが、せっかくクセをつけた縦横のフレームと、芯材の形が大きく崩れてしまっています。
編み材の皮の水分を吸って、形が崩れてしまったのかもしれません。

ここまで頑張って編んだのに!泣
なんとかリカバリーできないものかと、様々な手を尽くしましたが、無情にもメリメリッ…ミシミシッ…と崩壊していく音が鳴り止まないので、

諦めて作り直すことに…。

残念だけど、良い勉強になったよ。。
芯材には、編み材が耐えられる程度に柔らかい素材が向いているようです。
下処理にはなるべくゴム手袋をしよう

この写真は、皮の外側のザラザラした部分がこすれるとポロポロと剥がれてしまうのと、皮の裏側にぬるぬるした成分があるので、木の枝を使ってこすり落としているところです。
初めはこの作業を、素手で行なっていました。
ツルを水につけたりなどの下処理や、かごを編んでいるときもそうだったのですが、手が荒れやすいし、材料に触れることの多い親指と人差し指と中指が2日間程度少しチクチクする感じがしたので、途中からなるべくゴム手袋をつけて作業するようにしたのですが、後で調べると、オカメヅタにはトリテルペノイドサポニンという成分が含まれていて有毒だという情報がありました。
しかし、このサポニンは多くの生薬に含まれる有効成分で鎮咳や去痰作用などの薬効もあるそうで、これまで目立った皮膚トラブルがなかった私が、直接手で触れただけでアレルギーを起こすとはあまり考えられない気がしました。
ちなみにセイヨウキズタには、ファルカリノールという人参などにもある天然の殺虫剤が含まれていて、庭師さんのように伐採したセイヨウキズタに日常的に接触する方で、接触性皮膚炎を発症した例はあるそうです。
おそらく私の場合は、水の中で皮をこすってぬめりを取ったり、皮の中にあった芯の繊維が残っていたのを素手で取り除いたりしていたので、シンプルに細かなトゲが指に刺さってしまったのだと思います…^ ^
とはいえ、サポニンには界面活性作用があるし、他にもいろんな成分が溶け出ていると思いますので、手荒れ防止のためにも念のためにゴム手袋をつけたほうが良いですね*
それから、植物の中にはウルシのように毒性があったり、ぱっと見では分かりにくいトゲがついた植物などもありますから、名前が分からない植物を採取するときは、なるべくスマホなどで調べてから、手袋を装着した上で採取することをおすすめします!
以前ご紹介したような、メヒシバやネコジャラシなどは素手でとってもまったく問題ないのですが(イネ科アレルギーの方はお気をつけください)。
このゴッズアイのかご作りの続きは、また近いうちに書きますね^ ^
それでは、今日はこの辺で♪

