こんにちは♪
私の住んでいる地域では、資源ごみである「雑がみ」は紙袋に入れて出すか、資源ごみに出す本や雑誌に挟んで出すことになっているのですが、みなさんの地域ではどうなっていますか?
雑がみは「本や雑誌、段ボール、紙パック以外の紙全般」なので、お菓子の箱や包装紙、広告チラシ、使用済みのカレンダーやメモ帳、ラップやガムテープの芯など…ここで書ききれないほど多岐にわたりますね。
わが家では、昔は可燃ゴミとして出してしまっていた雑がみも多かったのですが、一昨年くらいからメモ帳などの小さな紙も出せるものはすべて資源ごみとして出すようになりました。
そのぶん可燃ゴミのかさが減るので、ゴミ箱がいっぱいになって入らなくなる…なんてことがなくなりましたし、ゴミ袋の使用量も減らせてリサイクルもできて、一石三鳥くらいな感じで気分も良いです^ ^
紙全般といっても、レシートや防水加工してある紙など禁忌品とされる「資源ごみとして出せない紙」もありますので、詳しくはこちらで確認してみてください↓
資源のリサイクルには、利権が絡んでおり多額の税金が投入されていますし、リサイクルする際に薬品やエネルギーを使うしコストもかかるし、例えば「プラスチックごみ」は自治体にもよりますが、ほとんどがサーマリサイクルとして可燃ゴミと一緒に燃やされていたり、マイクロプラの問題やリサイクルする際に出る化学物質による公害(寝屋川病、杉並病)など、いろいろと課題がありますので、企業は使用量を減らす努力をして、消費者は慣れ親しんだ過剰包装への価値観や、過剰な使い捨て製品の使用を見直したりする必要があるかと思っています。
そういや、昔はなかった花粉症というアレルギーは、実は花粉が問題なのではなく、「花粉についたたくさんの化学物質を体内に取り込んでしまうために起きてしまう現代病である」ということが分かってきたようですが、夫が毎年、何か月もひどい花粉症に苦しみ薬を飲み続ける姿を見ていると可哀想で…どうにか大気汚染の原因を少しでも減らせないかと願うばかりです。
グルテンフリー生活にすれば変わるかな ^^;
こんなに何重にも包む必要ある…?
最近、ある商品を購入して驚いたのですが、
ダンボールを開けると ▶︎ たくさんの紙の緩衝材 ▶︎ 商品パッケージを包むプラ製のプチプチ ▶︎ 紙の商品パッケージ ▶︎ プラ製の緩衝材 ▶︎ プラ製の袋 ▶︎ 商品
という、梱包が丁寧過ぎて開けるのが面倒だし、膨大なゴミの処理も大変…という、電化製品でもないのに今どき珍しいくらいの過剰包装・過剰梱包をしていただきました。。。
もちろん最後にやっとたどり着いた、商品以外のものはすべて「ゴミ」となるのですが、日本人の真面目さや潔癖さが、「資源の無駄遣い」という形で裏目に出ていますよね。
そもそも、これらがもとは木や石油という地球の資源であるという認識すらないのでは?とも思ってしまう。
以前、何かの商品レビューを見ていたら、
商品の箱の角がほんの少し潰れていたというだけで怒っていたり、商品と一緒に購入した洗剤が商品と隣り合わせでくっついた状態で梱包されていたことに激怒している人がいて、思わず私は「は?そんな事で怒るの?」と驚いてしまいました。
どうせ商品の箱は捨てるでしょ?
箱が少し潰れただけでプレゼントでもないのに、中身が無事なら良いでしょ?
洗剤の容器とくっついていただけで、何か不都合なことが起こるの?
もし仮に不都合なことが起こるとして、それは本当に少しも妥協の余地がないほど重大なことなの??
おそらく、こいういう視野が狭くて自分本位すぎる価値観で生きていらっしゃる方が世の中にはいるので、販売店は安全ぱいを取りこのような過剰包装をするのか、それともこのような意見を真面目に受け取りすぎて、誠意あるサービスだと思い込み積極的に資源の無駄遣いをされているのか分かりませんが、こういった無駄をなくしていくには、まずは消費者の価値観が変わらないと難しいような気がします。
廃棄処分までを考えずに製品化しちゃう企業も大問題ですが。
雑がみの見分け方
話を戻しまして、雑がみの見分け方について、まずは先ほどご紹介したサイトや自治体からの情報を確認してほしいのですが、
基本的には、食品の汚れやクレヨンなどの油性の汚れ(マジックはokらしい)がなくて、洗剤やお香などの匂いがなくて、ビニールやアルミなど紙以外のものが付いていなくて、防水加工されていなくて、レシートや宅配伝票やクッキングシートみたいに透けた感じの紙などの特殊な紙じゃなくて、個人情報が書かれていなければ、ほぼほぼ雑がみとして出せるのではないかと私は考えていますが、迷うものは可燃ゴミとして出された方が安心です。
個人情報が書いてある紙
大切な個人情報のある紙は基本的に可燃ゴミ行きです。
わが家では、口座情報など絶対に知られたくないものが書いてある場合はシュレッダーはさみで細かく切りますが、住所と名前くらいなら個人情報保護スタンプで隠すときもありますが、うまく隠れずバレバレだったりするし、そのまま捨てるのはもったいないので、可燃ゴミとして出す前に別で保管しておき、排水溝のゴミを取るときに使ったり、生ゴミや納豆のパックなどの臭いの出るもの、生理用品など見せたくないものを捨てる際に、保管しておいた紙で包んでから捨てています。
個人情報が書いてあるほうを内側にして包むと隠れますし、水気を吸い取ってインクがにじむし、紙が臭いも湿気も吸い取ってくれるのでゴミ箱の防臭対策にもなります。
子供の学校から配布されるプリントには、わが家の個人情報が載っていなくても他のお友達の名前が載っていたり、個人情報がなくても学校行事などの情報が外部に漏れるのはあまり好ましくないかと思うので、可燃ゴミとして出しています。
使用済みのノートや不要になった教科書は、子供の名前が書かれた部分をちぎってから、資源ゴミとして出しています。
*緩衝材に注意*
宅配では必ずと言っていいほど入っている緩衝材について、見た目は普通の紙でも、中には禁忌品とされる「昇華転写紙」である場合もあり見分けが難しいようなので、購入元のお店で確認して分からないようなら可燃ゴミとして出されたほうが安心です。
ちなみに、Amazonの紙の緩衝材は資源ごみとして出せます◎
わが家ではこのAmazonの緩衝材や、たまに手に入る新聞紙を利用して「雑がみを入れる紙袋」を作ることがあります。
今回作った袋はサイズが小さいものがほとんどですが、3人家族で紙ゴミがたくさん出ないわが家にはちょうど良いサイズなんです^ ^
子供と一緒に作れば、ご家族で地球環境やリサイクルについて考える良いきっかけになるかもしれません。
とても簡単に作れますので、作り方を載せておきますね。
① 紙の両端をのりで貼る
両端をつなげると円柱のような輪っかになります。
② 下を任意の長さで折る
この写真では「半分に折ったA4用紙」が入る大きさにしています。
深く折るほど紙袋のマチが大きくなります。
③ 折った部分を広げてのりで貼る
↑これは違うサイズの写真ですが、このように紙を開いて折ったら、ピンクの部分にのりを塗り、
上と下を折って、のりでつなげたら完成です!
この写真では紙袋の横幅の長さが、半分に折ったA4用紙よりも長くなるように折っています。
広告チラシは大体A4サイズなので、このように折って入れています。
新聞紙ならもっと大きな紙袋が作れますし、今回の緩衝材のような小さな紙でも、こちら↓のようにのりで紙を数枚つなげてから作れば、袋を大きくすることができます。
横長でつなげない方が良かったかも…笑
このサイズで作ると、冒頭の写真の右上にある紙袋ような横長な形になります。
最後におまけですが、紙袋に余裕があれば、ゴミに出す際に中身が出てしまわないように何度か折り、角を反対側に斜めに折っておくと良いです。
以上、参考になりましたら幸いです。
それではまた♪