エコで災害時にも役立つ保温調理器で、今の季節にぴったりなアツアツ「おでん」を作りました♫
このサーモスの保温調理器は使い始めてから1年ほど経ちますが、カレーなどの煮込み料理だけでなく、中の調理鍋を単体で使うこともできるので、パスタや蕎麦を茹でるときに保温調理をせずに使うこともあります。
わが家では被災したときのために、カセットコンロと多めにガスボンベも備蓄してありますが、保温調理器があるとガスの使用量を大幅に節約できるので、世帯数の多いご家庭なら特に、一台あるととても役立つかと思います。
大根・卵の下ごしらえ
時短のために「大根の下茹で」と「ゆで卵作り」をまとめてやってしまいます。
カットした大根と卵、大さじ2くらいのお水を入れて蒸します。
もちろん保温調理器を使っても良いのですが、下ごしらえの間に出汁の準備をしておきたいので、今回は電気圧力鍋(炊飯器でもok)で蒸しました。
底上げできるスチームプレートを敷いていますが、なくても大丈夫です。さつまいもなど糖分が多いものを蒸すときはあると便利です。
日本の卵は消毒されていて安全ですが、一応、水道水で軽く洗ってから入れています。
今回はおでん用に予めカットして冷凍しておいた大根と、生卵を一緒に蒸しましたが、冷凍した大根を使う場合は解凍してから蒸した方がよいです。
なぜなら、先に言ってしまいますが…冷凍大根のそばで卵を加熱すると温度差が激しくて卵が割れてしまうことがあります…というか2個ヒビが入ってしまいました^ ^;
このやり方で何度か作っていますが、いつもは常温の大根だったので割れずに済んでいたため気がつきませんでした。。
加圧1分で設定しますが、この圧力鍋では完了までに41分かかりますので、その間に他の具材の下ごしらえをしていきます。
このアイリスの電気圧力鍋は6年前くらいに購入したものですが、まだまだ大活躍してくれています♪
今では様々なメーカーから出ていますが、当時は自動調理器といえばホットクックしかないみたいな時代でして、欲しいけど、多機能じゃなくて良いのでもっと手頃なお値段で、目立たない色で、容量が多いものがないかと探していたら、これを見つけて即買いしたのを覚えています^ ^
こんにゃく・厚揚げ・餅巾着の下ごしらえ
こんにゃくは軽く水洗いした後、アク抜きをするために塩もみしてそのまましばらく置く。
厚揚げと油揚げに熱湯をかけて油抜きをして、
水気を切ったら適当な大きさに切る。
下記の材料を鍋に入れて混ぜておく。
ー
お湯: 1L、塩: 小さじ1強、砂糖: 小さじ1強、顆粒の和風だし: 1本、醤油: 大さじ1、オイスターソース: 小さじ1
ー
電気ケトルで沸かしたお湯を使うと時短♪
大根・卵・こんにゃく・厚揚げを先に煮る
圧力鍋の調理が終了したら、こんにゃくを水洗いして、卵の殻をむいて、
鍋に「大根、卵、こんにゃく、厚揚げ」を入れて火にかけ、沸騰したら弱火で5分間煮込む。
(卵が1個、陥没してる…!)
5分経ったら火を止めて、保温容器に入れて50分くらい放置する。
餅巾着・練りものの下ごしらえ
先ほど油抜きした油揚げは、切り餅を入れて爪ようじで留める。
練りものは適当な大きさに切る。
今回は竹輪とこちらの練りものを使います。
50分経ったら鍋をコンロに移し、餅巾着と練りものを入れて火にかける。沸騰したら弱火にして、また5分くらい煮てから火を止めて、
保温容器に入れて10分放置。
こちらは10分後の様子。保温調理ならグツグツと動かないので、焦げ付いたり、煮崩れる心配はほぼありません◎
(じゃがいもなどは、時間を置き過ぎると崩れる場合がありますが)
保温容器から出して、そのまま冷めるまで放置。
グツグツしない代わりにお出汁が対流しにくいので、最後に軽く鍋を回すようにゆすって、お出汁を混ぜておきました。
はんぺんは食べる前に
はんぺんは食べる前に鍋に入れて、フワッとなるまで軽く煮込む。
味しみおでんのできあがり
和からしを添えて、いただきます!
大根も中まで味がしみこんで、噛むとじゅわっとお出汁が溢れて、めちゃ旨でした♪
はんぺん以外の工程を朝のうちに済ませておけば、その日の夜には味がしっかりと染み込んだ美味しいおでんが食べられます。
次回は、余ったおでんをリメイクした洋風おでんのご紹介をします!
それではまた♫