先日に引き続き、子供が算数を好きになるかもしれない遊びについてご紹介します。
前回は、「幼児に数字を教えるコツ」についてご紹介しました↓
突然ですが・・・
なぜ算数って嫌われるのだろう?
自分が幼い頃どう思っていたのか、ちょっと思い出してみました。
学校に行くようになると、まず数字の読み書きをの練習をしたり、数の概念を教わり、その後は計算問題を訓練のようにひたすら解かされるようになり、先生に算数はこんな時に役に立つとか言われるが、実際に経験していないことってリアリティがなくピンとこないし、ピンとこないことって子供ながらにも必要性を感じないし、よく分からないけどテストがあるから勉強しなきゃいけないだとか、どこかしっくりこないままやらされている感があった記憶が。
そんな中で、「Aさんはお花を5本持っています。Bさんに3本あげました〜…」みたいな謎の物語(文章問題)を解いていると、AさんBさんて誰? なぜ今私はこれを考えなきゃいけないんだろう?などといったモヤモヤしたハテナが常にあった気が…。
算数が嫌われる理由は、もしかしたら、単に計算の得意、不得意だけではなく、なんだかリアリティがなく退屈でつまらない作業をしているような気になってしまうからではないかと。
そこで思ったことは、やはり実体験が大事なのかなぁということ。
算数のテスト問題は、プリントの中の出来事ではなく、普段の生活の中にあるもの。
なるべくなら学校に入る前の、幼児のうちから数字に触れさせ、普段からなるべく数字を意識させるような生活をさせてあげられたら、少しは違ってくるのでは?
少なくとも、学校に入って急に出会う、プリントの中の物語に対する、ハテナの数くらいは減らせるのでは?と思いました。
前置きが長くなりましたが、そんなこんなで、数字を意識させる生活をするために、試しに買ってみたもの(ほぼ100均)やオススメの遊び、今後娘に経験させたいことなどをご紹介したいと思います。
お風呂で遊べるおもちゃ
キッチンで使う計量カップと、洗濯洗剤に付いていた計量スプーン、湯温計です!
計量カップと計量スプーン
計量カップは、バケツのようにお湯を入れて遊んだり、または計量スプーンでお湯をすくって入れたりして遊んでいます。
計量スプーンは一応数字は書いてありますが、見づらいのでオマケ的なものでして、水をすくうことができれば他のものでも良いのですが、サイズが小さい割りに、すくえる水の量が多いのでオススメです^^
計量スプーンですくって入れる時は、回数を数えながら入れたり、「どれくらい入ったかな〜200も入ったね〜」などと言いながら、入ったお湯の量を確認したりもします。
他にも、ペットボトルのおもちゃに入れたお湯を、計量カップに注いで量を確認したり、手をつっこんで水かさが増すのを見せたりもします。
計量カップは、なるべく数字が大きくて見やすいもの、注ぎ口が尖ってないものを選びました。
湯温計
新生児の頃に数回使ったっきり、タンスの肥やしと化していた湯温計を引っ張り出してきました。
正直まだ娘の反応はイマイチなので、たまに遊ぶ程度ですが、もう少し大きくなったら、湯温計の見方を教えて、お湯や水の温度を計らせてみたいと思っています。
10まで数えてからお風呂を出る
これ、子供の頃していませんでしたか?
私は兄弟と一緒に、多い時は100くらいまで、舌が回らずやけくそになりながら数えていた記憶が^^;
前回の記事でも触れましたが、我が家では毎回、英語と日本語の両方で10まで数えてから、お風呂から上がるようにしています。
お風呂で娘はだいたい立ったまま遊んでいるので、上半身を温めるために私の膝の上に座らせて、なるべく肩までお湯に浸からせながら数えています。
このとき娘は、計量カップの数字を指差しながら数えることが多いです(5までしか書いてないけど…)。
最後の10は、高い声にするなどテンション高めで言うのがオススメ♪
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おままごとやお店やさんごっこ遊び
料理用の計りと時計です!あと、タイマーなんかも使えそうですね♪
計り
オススメの遊びは「お惣菜屋さんごっこ」!
昔、デパ地下でバイトしたことがありまして^^
おそらくおままごとでは、実際の料理じゃないし、たいして使ってくれないと思うので、それなら大きめのビーズやチェーンリングなんかをお玉やトングで計りに乗せて、タッパーや袋に入れて渡すというお惣菜屋さんごっこなら、子供も積極的に遊んでくれそう♪
チェーンリングとはこんなやつです↓
時計
時計は、安全のためにも電池を入れずに使っています。
小さい子なら、時計をただおもちゃ箱などに置いておいて時計という存在を知ってもらうだけでも良いと思います^^
朝何時に起きて、ご飯を食べて、何時に幼稚園に行って〜…など、普段の生活で決まった時間にしなければならないことがあると思いますが、時間を意識して生活をすることを、おままごと遊びに取り入れるのも良いと思います。
電池を入れていないので、後ろの部品を回して時間を進めて遊ぶか、針は連動しませんが布や厚紙、段ボールなどで時計を手作りして遊んでも楽しそう♪
ちょっと金具が気になったので、紙を丸めて詰め、ビニールテープでとめています。あえてまわりも貼って部品をアピールしています^^
カバーのある時計だとよかったのですが、100円なので仕方ないですね。
A4用紙を封筒に入れる時のように3つ折りにして、さらに半分に折ってクルクル丸めると、ちょうど単三電池の大きさになりますよ♪
そのうち経験させたいこと
子供が大きくなったら一緒に料理を
娘が大きくなったら、一緒にレシピを見ながら料理を作って、水や小麦粉などを量らせてみたいと思っています♪
料理って、算数がたくさん出てきますよね!
親は、なるべくこのスプーンで何杯入れて〜などの答えを言わず、レシピを一緒に見ながら、「牛乳30mlは大さじで何杯必要かな?」くらいのヒントを出して考えさせると良さそう。
レシピには、様々な数字や単位(g,ml,cc,cm,mm,分,秒,枚,個,本,杯…等々)が載ってます。
これらを見ながら、計量カップなどのツールを使って実際に量らせて料理を作ることで、数の概念や算数を学ぶ必要性を伝えやすくなりますね!
食べ物を切り分けさせてみる
卵焼きやケーキ、ピザなどなんでも良いのですが、幼い子供でも切りやすい料理を人数分や数を決めて、子供に分けさせるのも良いですね♪
子供っておやつやご飯が絡むと真剣に取り組みやすいですし^^
幼児のうちは、安全なおもちゃのような包丁でも切れる卵焼きやカステラのように柔らかいもの、あるいは手でちぎれるパンなどが良いと思います。
長方形の卵焼き、丸いケーキ、いろんな形がありますが、初めは親が切って見せるか、紙に絵で分け方を描いてしまって、それを見ながら切ったりちぎらせても良いと思います。
これぞリアルな図形問題ですね!
お店やさんごっこや、子供にお買い物させること
それともう一つ、娘が大きくなったら、おもちゃのお金とレジを用意して「お店やさんごっこ」をさせたいと思っています。
それから、我が家の買い物はほとんどが宅配。お店での支払いはほぼカード。娘はお金のやりとりを見る機会があまりないので、時期がきたら娘と一緒に買い物に行って、娘にお金を渡して払わせたいと思っています!
その場合、財布にあらかじめ、お金がいくら入っているのかを娘が知っておく必要があります。
おつりは合っているか、買い物をして財布の中の金額はいくらになったのか、その残ったお金で次は何を買うのか買えるのか…などなど、生きていく上で大事な算数をたくさん経験できますね^^
消費税などのややこしい問題があるので、ひとまずはお店やさんごっこから^^
おわりに
今のところは、このような遊びをしたり考えたりしています。
もしかしたら、そのうちこんな遊びが良かったとか、こんなのも考えてます〜というのが出てくるかもしれませんので、その時はまたご紹介させていただきます。
それでは♪