暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしですか?
私ははやくも夏バテ気味です…。
早速ですが、今日は自分でできるエアコン掃除について、私が毎年行なっている方法をご紹介したいと思います。
今回お掃除するのは、我が家の寝室にあるエアコン。実は、3年くらいお掃除していません…!
この家に引っ越してから3年くらいたちますが、使用頻度の高いリビングのエアコンは毎年お掃除していますが、寝室のエアコンは夏の夜に(クーラーとして)しか使っていないからか、昨年まではカビ臭もしなかったし肉眼で見て分かるようなカビは付いていなかったので、そのまま使っちゃっていました。
今年も夜寝苦しくなってきましたので、そろそろエアコンをつけようかなぁとおそるおそるスマホのライトで中を照らし覗いてみると…送風ファン(シロッコファン)にカビのようなものがしっかりまとわりついていました…。それでこれはやるしかないな… と 笑
ちなみに、エアコンは「夏が終わってから(クーラーを使わなくなってから)お掃除するのが一番良い」と、テレビで専門家の方が言っていましたので、リビングのエアコンのお掃除は涼しくなってからにします。
もしご家庭のエアコンをチェックしてみて、カビが発生している場合は健康に悪いので、夏が終わるのを待たずに早めにお掃除しましょう!
用意するもの
噴霧器(追記あり)
本来なら園芸用殺虫剤の散布などに使うものですが、こちらをエアコン掃除に使うとすご〜くラクにお掃除することができます。
もしこれがなかったら、きっと大人しく業者に頼んでいると思います^^
※ 追記
その後、蓄圧式から電動式に切り替えました。
蓄圧式の寿命が短く感じたのと、安全上の理由から電動式の方がおすすめです。
それから、次にご紹介する薬剤を撒くのに使用するのは、こちら↓に変更しました。
ロングノズルだし、どんな角度でも噴霧できるし、目盛り付きでとても使いやすいですよ◎
先ほどの電動式噴霧器はすすぎの時のみ(水だけで)使います。
従来の方法でも、説明書にある約束事をきちんと守れば大丈夫ですし、私はこれまで問題が起きたことはないのですが、もしも噴霧器の不具合等で問題が起こってしまったら大変ですので、より安全に行えるように変更させていただきました。
アルミフィンクリーナー
アルミフィンクリーナーはアルカリ性の洗剤ですが、ほぼ無臭ですので塩素系漂白剤のような臭い問題はありません。
お掃除するエアコンの数が多い場合は、こちらの方がお得。
壁掛けエアコン専用の洗浄カバー・いらないカード
こちらは我が家で使っている洗浄カバー。個人的には、このような口が広くて中が見やすい透明タイプのものがおすすめ。
洗浄中、ノズルをつたって洗浄剤や水がたれてくることがありますで、ノズルや手元がすっぽり収まるくらいの広さがあると掃除しやすいです。
商品説明には、「1~3回使用可能」と書いてありますが、もう今回で5回使っていますが見る限りまだまだ使えそうです。
掃除が終わったら、お風呂場でシャワーをかけて簡単に汚れを落として乾燥させ、また来年まで保管しておきます。
カードは洗浄カバーをしっかりとエアコンの隙間に差し込むために使います。詳しくは後ほど。
バケツと、バケツが入る大きさのダンボール
バケツは小さいとすぐに水がいっぱいになってしまいますので、なるべく大きなバケツを準備しましょう。
ダンボールはなくても大丈夫ですが、あるとバケツが安定するので安心。
ゴム手袋と綿の手袋
綿の手袋はなくても大丈夫ですが、綿の手袋をつけてからゴム手袋をつけると、よくありがちなゴム手袋の中が蒸れて外すとき大変になるのを防げます。
我が家で使っているのが↓こちらの手袋。このような手首までカバーできるタイプがおすすめ。(ちなみに冬の乾燥対策にもおすすめ♪ 薄くて通気性が良いので、暑苦しくならないところもよい^^)
フェイスガードとマスク
目だけは必ずカバーしたいので、フェイスガードがなければ作業用ゴーグルでもOK(100均にもおいてあったような気がします)。
フェイスガードを付けるなんて、ちょっと大げさに見えるかもしれませんが、特に送風ファンのお掃除は下から覗き込みながらの作業になりますので、顔に薬剤がかからないようにビクビクしながらお掃除するよりは、簡易的なもので構いませんので700円程度で買えるこのような顔全体がカバーできるフェイスガードを準備しておくと、ストレスなくお掃除することができます。
マスクは上の写真に載せるのを忘れてしまいましたが、薬局で買えるような普通のマスクでOK。
カビの掃除ですのでマスクはつけておいたほうがよいですし、フェイスガードがない場合はお顔をガードする役目も。
撥水性のあるシート
掃除中、薬剤や水などが床や家具などにかからないように、レジャーシートなどの撥水性のあるシートを下に敷いておきます。
私は100均の大きなテーブルクロスを使いました。なるべくサイズが大きいものを準備しましょう。
ゴミ袋・タオル・養生テープ
この3つは、大事なエアコンの基盤をガードするために使う(はずだった)のですが、実は今回、訳あって養生テープ以外は使いませんでした…。理由は後ほど説明します。
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エアコンを自分で掃除する方法
前面パネルとフィルター、本体カバー上部のホコリをとる
はじめにコンセントを外します。
そのあと、掃除機で前面パネルやフィルターのほこりを取り除き、お風呂場などで水洗いしておきます。
前面パネルは接合部にホコリがたまっていることがありますので、ホコリが舞い上がらないように外す前に掃除機でだいたい吸い取ってから外すとよいです。
本体カバーの上部もホコリが溜まりやすいので、掃除機やハンディモップなどでホコリを取り除いておきます。
ちょっと話がそれますが、今回100均(ダイソー)の掃除機アタッチメントを使ってお掃除してみました。ブラシの角度は変えられないけど、100円の割にはなかなか良い◎
ルーバーを外す
ルーバーとは、上下に動く風向を変える長い羽のことです。まず中央を外してから、次に左右を外すようにすると良いです。
奥に見える左右風向羽も、外せる場合は外しておきます。これが外せるとお掃除が数倍ラクになるんですけどね…このエアコンは外せませんでした!泣
* 壊さないように注意しながら丁寧に外しましょう(戻す際に向きなどが分からなくならないよう、外す前にスマホで写真を撮っておくと良い)。
本体カバーを外す
このようなネジが隠れている場所を見つけてネジをドライバーで外し、壊さないように慎重に本体カバーを外します(ネジがなくて外せないタイプのエアコンもあります)。
しかし…!ここで問題発生!!
このエアコン、どう見ても外せるタイプのエアコンなのに、なぜか本体カバー上部の中央部分がどう頑張っても外れず、無理に外そうとして壊れてしまったら大変なので、諦めてカバーをつけたままお掃除することに…泣
アルミフィンのホコリをとる
フィルターの奥にあるアルミフィンは、軽い衝撃で曲がってしまうくらい薄くて繊細なので、慎重にアルミフィンの方向(縦方向)に向かって優しく撫でるようにブラシをかけてホコリを取り除きます。
基盤を養生する
今回は本体カバーを付けたままお掃除することになってしまったので、上の写真のように養生テープを貼ってカバーしました。
本体カバーを外した場合は、タオルを適当な大きさにたたんで基盤の上に被せ(基盤全体が十分に隠れるようにする)、養生テープでタオルを簡単に固定したあと、その上からゴミ袋を被せて、中に水が入らないよう端を上下左右隙間ができないように養生テープで留めます。
* 基盤に水がかかってしまったらアウトですので、ここはしっかりと厳重にカバーしておきましょう!
洗浄カバーをつける
写真のように洗浄カバーを装着したら、
水が溜まりやすいエアコンの下をしっかりとカバーするために、不要になったカードなどを使って、洗浄カバーを壁とエアコンの隙間に差し込みます。
バケツをセットする
バケツの転倒防止のためにもダンボールの中にバケツを入れ、エアコンの下の床に置き、洗浄カバーの端をバケツの中に入れます。
このダンボールは子供が遊ぶために使っていたものなので、内側をキレイにガムテープで留めてありますが、こんなふうに留める必要はありません^^
アルミフィンクリーナーを希釈する(追記あり)
噴霧器の容器に書いてあるメモリを頼りに水を2L入れ、そのあとアルミフィンクリーナーをプラスチック製の計量カップを使って200cc入れ、蓋をしっかり閉めたら静かに揺らしてよく混ぜ、説明書に従って圧をかけます。
* 必ず水を先に入れましょう。噴霧器の容量の半分程度にしておくのがおすすめ。
* お手持ちの噴霧器とアルミフィンクリーナーの説明書をよく読んでから、作業を始めてくださいね!
※ 追記
ここでは蓄圧式噴霧器で薬剤を撒く方法を載せていますが、安全上の理由からぜひスプレーボトル(上記の「用意するもの」でご紹介してます)をお使いください。
洗浄剤をまく
アルミフィンは、なるべく噴霧器のノズルがアルミフィンにぶつからないように注意しながら、ゆっくりとノズルを移動させて洗浄剤を撒きます。
送風ファン(シロッコファン)は、ノズルで送風ファンを静かにくるくる回しながら、洗浄剤を全体に満遍なく絡めつけるようなイメージで撒いていきます。(もちろんブラシなどを使って回してもOK)
洗浄剤は全部使い切ってしまいましょう。
真っ黒なカビがたくさん出てきました!
ベランダにあるドレンホースを見てみると、これまた真っ黒なカビがたくさん…!(こっちの方がヤバイ)
エアコンがカビ臭い場合は、こんなのを空気中に撒き散らしていることに…。健康のためにも、早めにお掃除してくださいねっ。
噴霧器ですすぐ(追記あり)
あまり時間をおかずに、初めに洗浄剤をまいたアルミフィンからすすいでいきます。
噴霧器の説明書に従って圧をぬいてから蓋を開け、容器の中に水を入れ(最大容量でOK)先ほどと同じように圧をかけます。
すすぎ方は先ほど洗浄剤をまいたときと同じです。ある程度全体をすすいだら、送風ファンもすすぎます。
これをあと何度か繰り返して、カビや洗浄剤が残留しないようにしっかりとすすぎましょう。今回は、計10Lの水ですすぎました。
面倒なこすり洗いをせずに水圧だけでカビを落とすので、途中で蓄圧式噴霧器の水圧が落ちてきたら(勢いが弱まってきたら)、その都度圧をかけてから作業しましょう。
※ 追記
度々失礼します…。
ここでは蓄圧式噴霧器ですすぐ方法を載せていますが、安全面や作業のしやすさを考えると電動式噴霧器のほうが断然良いです!手動で圧をかける手間が省けますし◎
上記「用意するもの」でご紹介しています。
雑巾で拭いて本体カバーやフィルターを戻す
雑巾やタオルで、エアコンの外側や基盤の養生(ゴミ袋や養生テープ)に付着した水分を拭きとります。
本体カバーを外してお掃除した場合は、雑巾で拭いたあと、乾燥させた本体カバーを戻します。
* 洗浄カバーに付着した水分が基盤に付着しないように注意しましょう(洗浄カバーは外してしまってもOK)。
送風にしてエアコンを乾燥させる
フィルターはつけておいたほうが良いですが、洗うのを後回しにしてしまったのでこのまま送風しちゃいました。
コンセントをさしてエアコンをつけ、30分以上送風して水分をとばし乾燥させます。
スイッチを入れると、はじめに吹き出し口から大粒の水が降ってきたりするので、上の写真のように洗浄カバーを整えて水をキャッチできるようにしておきましょう(水が落ち着くまで手で押さえておくと良い)。
前面パネル・ルーバーを戻したら終了
前面パネルやルーバー、左右風向羽を戻します。先ほどの送風の時点で戻しておいても構いません。
綿棒でカビがないかチェックしました
ファンの奥や上下左右をすりすり…
真っ白!!
面倒なこすり洗いをせずに、ここまでキレイになりました♪
おわりに
作業時間はだいたい1時間程度でした。
本体カバーや左右風向羽を外す作業にかなり手こずったので(結局どっちも外せなかったケド…)、それがなければもっと早く終わったと思います。
それでは、参考になれば幸いです♪