最近、ホリエモンこと堀江貴文さんのジャニーズ問題を取り上げた動画と昔実刑を受けてしまったお話をされている動画を見て面白かったので、他にどんな動画を作られているのか覗いてみたところ、農協や遺伝子組換えなどについて取り上げた動画があり、気になったので見させていただきました。
ところが先ほどの動画が素晴らしかっただけに、ものすごく残念だったのですが、これは御用動画ですか?と思ってしまうくらい、見ていてものすごく違和感を感じたんです…。
言葉の使い方や動画の切り取り方など、全体的にこじつけというか、印象操作的なものを感じました。
なんだか初めから決められたストーリーがあり、そのまま台本やカンペでも読んでいるかのような感じ? まぁ、これはあくまでも私が勝手に感じた印象ですが^ ^
ーー 追記 ーー
やはり、こういうことなんですね。ワクチンも増税も推進されていますしね…。
みなさま騙されないようにしてくださいね。
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消されちゃいました↓
ーー 追記 ーー
動画が消されていましたので、こちらをどうぞ↓
編集のされ方が多少違いますが、同じ収録のものだと思います。出演者も同じで言っていることも全く同じなので。
内容が同じなのに、先に紹介した動画だけが消されているのは、もしかして私がここにリンクを貼り指摘しているからでしょうか?
この動画さえ消せばバレないとでも思われているのでしょうか?
なんだかますます嫌になりますね…。
この収録を編集の仕方を変えて、いくつかの動画に分けているようですので、他にもあるかもしれません。
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動画ではまず初めにJA(農協)に対する批判から始まりまして、私はJAの実状について詳しくないのですが、動画で言っている
「JAがシャブ漬けのように(〜中略〜)高い農機具とか農協が作る飼料とか買わせるわけです」
というのは本当でしょうか? 「買わせる」ということは「農家さんの意向を汲まずに」といった感じがしますが、このようなことが全国の農協で行われていて、今の時代も変わりないのでしょうか?
あと動画のサムネイル画像が「JAまもなくつぶれる」となっているのですが、このようにJAを批判している方を最近ちょこちょこ見かけるんですよね。もしかしてネガティブキャンペーンでもやっているのでしょうか。
もし農家さんの協同組合であるJAが解体したら、国内外のアグリビジネスやその他の株式会社に日本の農業は支配されてしまうのでは?と思うと心配になります。企業は継続的に利益を上げていかなければなりませんし。
日本では商業用の遺伝子組換え作物の栽培はされていませんが、なぜかゲノム編集は遺伝子組換えではないという謎の見解をしていて届出一つで販売可能で食品に表示しなくてもOKなため、もし倫理観の薄い企業に支配されたら最悪ですね。
安価な外食はだいたい三井化学のみつひかり、モンサントのとねのめぐみ、住友化学のつくばSDが使われているようですが、今後日本中がそんなお米だらけになったら嫌だな。。
それから、アメリカがJAの莫大な共済市場を狙っているとか、郵政民営化の二の舞になるとかも言われていますし…恐ろしすぎる。
次に動画では有機農業の話になり、
「有機じゃないと良いものができないと言う人がいるけど、それは僕にとってはMacBookじゃないと面白い小説が書けないって言っているのと同じように聞こえる、それは無理があるでしょ〜(みんな嘲笑)」
とのことですが、この「良いもの」とは何でしょう?
視聴者からすれば、有機農業は農薬が少なくて安全性が高く、環境負荷も減るという点で価値があるのであり、必ずしも美味しさや見た目の良さなどにこだわっているわけではありませんが。
なぜ有機が「MacBook」と同じ扱いになるのか理解できない。
「国までもが有機ってものが非常に上位にあって、それは素晴らしい農業で環境にも良く、質の良い生産物ができるからみんなでやりましょうって言っちゃってるんだけど、それはだいぶ問題があるぞと思っていて、やりたい人がやれば良いじゃないとしか思わない」
これはあくまでもこの方の考えなので、否定はできませんが、私のような素人が言えることではないことを重々承知の上で言わせていただくと、
湿度が高く病害虫が発生しやすい日本で、農薬を一切使わないというのは不可能かもしれませんが、リンゴのように農薬を使わないと生産量が著しく減ってしまうものでなければ、有機栽培を少しずつでも増やしていくというのは、そこまで言うほど難しいことなのでしょうか?
国が車を売るために農業をおざなりにしてきて、補助が他国に比べて圧倒的に足りず、流通も広がらないからでは?
それとも農薬企業から止められるからですか?
国がもっと推し進めてくれたら、例えば幼稚園や保育園、学校給食用の食品だけでも増やせるのではないでしょうか。加工用なら見た目が悪いとされる規格外野菜も使えますし。韓国でもオーガニック給食が広まっていますよね。
それから今の時代、キレイな野菜でなければ買わないっていう人がそこまで多いとは思わない。残留農薬が少なく遺伝子組換えやゲノム編集の危険性もない有機のほうが良いと思っている消費者は多いと思うのですが。
以前こちらでご紹介させていただいた菌ちゃん先生がされているような肥料もいらない自然農をされている方も増えているようですし。
欲を言えば、有機ではなく自然農ができたら、人にも地球にとっても一番素晴らしいのですが。
「最近問題が噴出したのがスリランカですよね、大統領が血迷っちゃって化学肥料と農薬を禁止するみたいな訳分かんない事やっちゃって(〜中略〜)洒落にならない愚策ですよね〜でもこれと同じことを言っている政党は日本でも出てきていますし、決して他人事ではない(嘲笑)」
「ああいう所にそうだそうだと言う人達っていうのはオーガニックが素晴らしいという風に言っちゃうんだけど、一言で言うと浅いと思うんですね考え方が、何か素晴らしいものをやれば農業の問題が全て解決するみたいな事ってある訳がない」
スリランカが有機にした目的は、政府のコストカットのためで、失敗したのは無計画に進めてしまったからですよね。
「同じ事を言っている政党」とはどの政党なのか私なりに調べましたが、もしかして参政党でしょうか?違っていたらすみません。
参政党の神谷さんが出演された動画がありましたので見ましたが、「オーガニックで農業の問題が全て解決する」みたいな事は一言も言っていませんでしたし、お米などから徐々にといったお考えのようでした。
そもそもなぜ、オーガニックは素晴らしいと言っちゃう = 何か素晴らしいものをやれば農業の問題が全て解決する(と考えている)
という図式になるのかよく分からない。
私も含め有機を選んでいる人の中で、オーガニックで問題が全て解決すると考えている人っているのかな?少なくとも私はそんな風に考えていませんよ。
そしてこの後に化学肥料は問題ないよって話があり、「80億人の人口を養う為に化学肥料を禁止するっていうのを、例えばスリランカだけじゃなくてグローバルでそれをやったとしたら60億人ぐらいが飢え死にすると思います」
その後アンモニアの製造技術(窒素化学肥料の合成)であるハーバー・ボッシュ法の説明があり、化学肥料のおかげで人口が80億人まで増加したという雰囲気のお話になるのですが、
窒素化学肥料のおかげで食糧が増えたのはその通りですが、人口が増えた理由は決してそれだけではなく、第2次世界大戦が終わり、上下水道などの衛生設備や医療技術の向上、農機具の進化などもありますね。
「これを(化学肥料のおかげで人口が増えたということ)否定するっていうのは、人口が5分の1になっていいのかな?っていう所に入るので…」
これは世界人口のお話ですね。
必要な国では化学肥料や農薬や遺伝子組換え作物に頼って収量を増やせば良いのではと思いますが、
今の日本の人口は1億2330万人で、少子化でほっといても2050年には9515万人まで減少すると予想されていますので、なおさら今の子供達や子孫達には、健康に良いものを食べてもらって元気に長生きしてもらわなければなりません。
農薬のグリホサートは孫の代で神経系の異常が起こるという実験データも出てきたようです。
あと日本人向けに作成された動画であるのに、画面上部に常にデカデカと「無農薬は60億人の餓死を招く」と書いてあるのは不自然ではないでしょうか…?
化学肥料の話しかしていないのに、ちゃっかり農薬も必要不可欠だという印象にしちゃっています?笑
「オーガニックって概念が何となく良いと思っている人が凄く増えちゃっていて、その思いを満たしてくれる農産物があるんでしょう、それって有機農業なんでしょうっていう期待を勝手に抱いてしまうと、それはすごく危ない事で、スリランカの例は本当に教訓にしなければいけないと思うんですね、放置して良い物ではないくらいやばい」
これは有機農業ファン100人くらいにアンケートでも取られたのでしょうか。
それから、ここでいう「放置して良い物ではない」とは何を指すのでしょう?
まさか私のような有機を選んでいる人や、農薬や遺伝子組換えに否定的な先生たちのことですか?
もしかして、参政党を支持している方のことですか??
っていうか、人に向かって物とはなんだ!笑
あ、念のために言わせていただくと、私は参政党を特別応援している訳ではありません。この政党のお話を聞いたのは、恥ずかしながら今回が初めてでしたし。
なんだか、裏でどこかの政党が世論を煽っているような感じがして怖くなりました。。
「確かに工業化とか化学の初期の段階というのは(〜中略〜)それが深刻な薬害を及ぼしたりとか、例えばサリドマイド児とかね、そういうのは確かに何十年前かにはあったから、それに対する忌避感があるのは凄くよく分かるんだけれど…」
え?サリドマイドは睡眠薬ですよね。
化学物質という点で農薬と無関係とは言えませんが、なぜあの有名なグリホサート(発がん性が疑われている)を主成分としたラウンドアップなどの除草剤や、ネオニコチノイド系農薬などの殺虫剤の話を一切せずに、サリドマイド児の話をしているのかよくわからない。←理由が分かりましたので後ほど書きます…。
「怖い怖いって言うのはまぁわかりますよ、農薬に関してもそうですけど、遺伝子組換えとかね、遺伝子組換えってのは自然界でも起きてるんですよって、いゃそんな事あるわけがないって言うから、だって遺伝子組換えが起きなかったら品種改良できないでしょうっていう、進化するわけないじゃないですかって思うんですけど、わかんないんですよね〜」番組終了
最後にやっと農薬という言葉が出ましたが、しれっと遺伝子組換えの話になったので簡単に日本の状況を説明しますと、
今では世界中で農薬の規制が強まっているのに、なぜか日本は世界に逆行して残留基準値を大幅に緩和し、ドローン散布まで解禁。
アメリカ産などの輸入小麦からは高い頻度で農薬が検出されていて、残念ながら学校給食パンからも検出されているが、国産小麦を使用する食品からは検出されていない。
これは、海外では収穫前にグリホサートを散布するプレハーベスト処理が行われるからで、日本では認められていない散布方法だが、実はやっている大豆農家さんもいるとか…。
しかし、日本は残留基準値がなぜか大幅に緩和されてしまったため、違反にあたるような食品は今のところ見つかっていない。
お隣の中国も日本と同じくらい農薬を使用していて、主要国と言われる国の中では農薬使用量トップクラスだが、中国は世界でも有数の有機農業大国であるところは素晴らしいですね。
農薬の普及が本格的に始まったのは第2次世界大戦後からでまだ歴史が浅く、普及するとまた新しい農薬に代わることも多いため、特定の農薬を長期的に摂取し続けた場合の影響について安全性が立証できているわけではない。
ちなみに、ラウンドアップはグリホサート以外に含まれる化学物質は企業秘密のため不明。特許権が切れて今ではさまざまな商品名で販売されている。
発がん性以外にも発達障害、強い神経毒性、受精能力の障害や低体重児出産など生殖や出産への影響、環境ホルモン作用、孫の代での成長遅滞、早期死亡率の増大、慢性腎炎、パーキンソン病など、世界中の研究機関から多数の論文が発表されている…。
ふ〜っ書くのが疲れてきました…長々と書きましたが、かなりザックリと説明しています。
もしこのような病状が10年後に起こったとしても、もし子供や孫の代で起こったとしても、因果関係を明らかにするなんて不可能ですよね。
こういったことを怖い怖いと言っているのですが、分かってくれているのなら?良かったです^ ^
農薬など使わないに越したことはないのですよ。土を殺菌消毒しているようなものなので、有用な土壌細菌まで死んでしまいます。
宮崎駿さんもナウシカでそういったメッセージを伝えてくれていますね。
それから遺伝子組換えについて、
人の手を加えずに植物が自ら進化したのが品種改良だと思われている方がいるのなら、それは間違いですが、従来の品種改良と同じで安全だという雰囲気の話にするのなら、こちらの本に書かれていることはどう説明されるのでしょう?
この本の著書である弁護士のスティーブン・M・ドルーカーさんは、政府の詐欺の専門家だそうですが、ドルーカーさんが出演されている動画を翻訳されているこちらのサイトによると、
スティーブン・M・ドルーカー:遺伝子組換えの危険性 | 字幕大王
FDA(米国食品医薬品局)はFDA内の科学者の『GMO(遺伝子組換え)技術は明らかに伝統的品種改良とは異なり安全では無い』という警告を隠し、故意に米国の法律を破り、これらの食物が市場に流れることを許したことや、現在のテスト方法は不適当であること、
さらには、最初のGMO製品は大きな健康障害を引き起こし、アメリカでは1989年、1990年に少なくとも80人が死亡し、数千人が深刻な症状で苦しみ、現在でも数百人がその影響を受けたままだが、証拠を不当に捻じ曲げ、曖昧にされたため、ほとんどの人は知らない。
ということが書かれています。
私は直接証拠を見たわけではないので真相はわかりませんが、それは逆も然りで、世の中で当たり前のように真実とされてきたものに対しても同様に言えてしまう以上、疑わしい遺伝子組換えやゲノム編集生物をこれ以上受け入れていくわけにはいきませんし、そのような生物をわざわざ高い開発費を使って生み出していく必要性も全く感じませんし、陰謀論などとつまらない言葉で片付けていいものではありません。
ちなみに世界で一番、遺伝子組換え食品を多く食べているのは日本人です。世界中で拒まれて行き場がなくなり日本に大量に来ています。
アメリカではモンサントの除草剤耐性ダイズやトウモロコシは家畜の飼料になる割合が多いので。
それから、品種改良の今の主流はゲノム編集で、ゲノム編集魚を食べているのは日本人だけです。
血圧を抑えるGABAの含有量を高めたゲノム編集トマトは、これまでに家庭菜園4000軒、全国の小学校や障がい児童福祉施設に無償配布されてしまいました。
日本政府は「みどりの食料システム戦略」として、農薬の低減や有機農業の拡大などの目標を掲げましたが、目標の達成時期はなぜか2050年で30年も先…世界では既にできているのに…農薬企業に止められているのですか?(2回目)笑
そして恐ろしいのは、農薬削減と有機農業推進のためと称して、ゲノム編集やRNA農薬をフル活用しようとしていることです。
RNA農薬とは、虫や植物の遺伝子を壊して生きられないようにする遺伝子組換え農薬で、狙った虫だけでなく他の生き物への影響も考えられ、環境へのリスクは未知数で、もしこんなものが人間の体内に取り込まれたらと思うと恐ろしすぎますね。
世界では遺伝子組換えダイズの交配による汚染が問題になっており、日本でも輸入港付近で遺伝子組換え作物の自生が報告されています。
日本は生物多様性の保全において重要な地域「生物多様性ホットスポット」に選定されているほど固有種が多く分布する国として有名です。
植物は他の植物や生き物と連鎖しながら生きているため、たとえ1種でも絶滅すると他の生き物にも影響を与えてしまいます。
目には見えない微生物も含めた他の生き物との「共生」を軽視して、農薬で枯れないなどのおかしな作物が自然界に拡がれば、ヒメサユリやヤンバルクイナのように日本の生態系が崩れ生物多様性が失われていく可能性もありますね。
最後に、
先ほどの「なぜ堀江さんがラウンドアップなどの除草剤やネオニコチノイド系農薬などの殺虫剤の話をしないのか」という謎が解けました↓^ ^
ラウンドアップはモンサントが開発した除草剤です。
先ほど弁護士のドルーカーさん件でご紹介させていただいたサイトには、なんとこんなページも…↓
そして最後に、こちらをご紹介してお終いにしたいと思います。
「内閣府戦略的イノベーション創造プログラムより」と書かれているこちらの資料より
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/56/6/56_560608/_pdf
※ 産官学とは、企業(産)と大学等(学)と政府や地方公共団体等(官)のこと
それではまた♪