今日は、わが家でかれこれ5年くらい食べ続けている、食物繊維やミネラルたっぷりで栄養満点の「玄米風ごはん」をご紹介します。
なぜ玄米風なのかといいますと、玄米の代わりに糠を入れているからです。
それから手に入るときは白米ではなく、胚芽米を食べていますので、玄米と同じ栄養素を摂取できます。
もう10年以上前の話ですが、玄米ご飯が健康に良いと聞きしばらく続けていた時期があったのですが、炊くのにいろいろと手間がかかる上、私にとっては食感も味も独特で食べにくく、そしてよく噛まないと消化不良を起こしやすいのか、よくお腹を下していたんです。
玄米をやめたらお腹を下さなくなったので、私には合わないと思い諦めたのですが、数年前に夫が体調を崩して病院で玄米ご飯を勧められたことがありまして、
愛する夫のためとはいえ、私と娘はおそらく食べられないので玄米を別で炊いてとかちょっと面倒だな…と思い、いろいろ調べたところ食べられる糠というのがあることを知り、試してみたら白米とあまり変わらない味で食べやすく、粉末状になっているため消化不良にもならず子供でも食べられるし、健康にも良いしめちゃくちゃ良い!ということで、それからずっと食べ続けています^ ^
糠だけでなく、ミネラルや食物繊維豊富なもち麦や黒米、クコの実(ゴジベリー)、にがりなども一緒に入れて炊くのですが、どれも栄養価が高く、味もあまりクセがなくて食べやすいです。
一応、黒米は玄米ですが、一掴み程度しか入れないためか、お腹を下すことはないです。
私は職業柄、目を酷使するため、目の健康にはある程度気をつけているのですが、主食から小まめに目に良い栄養素もとることができたら良いなと思い入れています。
詳しい栄養素のお話はここでは省きますが、アントシアニンやビタミンA、ゼアキサンチンなど疲れ目にも良い成分が入っていますよ♪
ちなみに、玄米や大豆など穀物に多く含まれるフィチン酸について、ミネラルの吸収を阻害すると言われていますが、
それは50年以上前の見解であり、最近の研究では穀物に含まれるフィチンはすでにミネラルと結合した状態にあるため、体内のミネラルを奪うようなキレート作用はなく、ミネラル欠乏の心配はほぼないことが分かってきたようです。
フィチン酸は抗酸化作用が高いと言われているので、美容にも良さそうですね♪
あとは発芽毒と言われているアブシシン酸ですが、穀物だけでなく野菜や果物や蜂蜜なんかにも含まれていますよ^ ^
人はストレスを感じるとたくさんのミネラルを消費してしまいます。
毎日の主食から、小まめに栄養補給してみてはいかがでしょうか。
玄米風ごはんの作り方
材料
- 白米や発芽米 : 3合
- 食べられる糠 : ティースプーン山盛り3杯くらい
- もち麦 : 1合
- 黒米 : 一つかみ
- クコの実 : 適量
- にがり : ティースプーン1〜2杯
- 水 : 適量
お米ともち麦とにがり以外は、目分量で入れています。
お水の量は購入したもち麦によって変わるので、商品パッケージを確認して調節してください。
一応、最後のほうに今回使用している商品のリンクを貼っておきますね。
それでは作り方です。
① 材料をすべて入れて
② 混ぜて、水を適量入れて炊く
簡単すぎて説明などいらないですね 笑
混ぜるときに釜を傷つけないよう気をつけてくださいね。
今わが家で食べているもち麦は、水の量が白米の2倍必要なため、今回の分量ですと5合のラインまでお水を入れることになります。
もち麦とクコの実は、こんなふうにザルに入れて軽く水洗いしてから入れています。
わが家では今、胚芽米の無洗米をいただいていますので、白米よりも少し黄みがかっています。
こちらは炊き上がったところ。
毎回クコの実が中央にたまっています 笑
黒米やクコの実を入れると、お米がほんのりピンク色になります。
黒米の量を増やすと紫色になるので、ハロウィンパーティーのときには多めに入れて炊いたりします^ ^
クコの実の赤が入ると華やかになりますね♪
もしお子さんが食べにくそうにしていましたら、クコの実をしゃもじで潰しながらお米に混ぜ込んでみてください。
柔らかいので簡単に潰せます。
わが家でよく注文している玄米風ごはんの材料はこちらです。
こちらの糠は、こんなふうにジッパー付き袋に入れて冷蔵保存しています。
最後にパウダー状のにがりです。
それでは今日はこの辺で♪