こんにちは♪
お正月に飾っていた、しめ飾りの稲わらをほどいて、「あわじ結び」の縁起物を作りました。
一度結ぶと簡単にほどけない結び方で「末永く続く」という意味があり、「良縁」や「家内安全」の願いが込められています*

余っていたセイバンモロコシの葉でしめ飾りを作ろうかとも考えたのですが、量が足りなかったので、わが家は今年も生協でしめ飾りを購入しました。
夫の地元でもある、新潟県産の稲わらで作られたしめ飾りで、いつも作られた方のお名前とお手紙のようなものが添えられているのですが、字が達筆なので、勝手におばあちゃんなのかなぁなどと想像して、ホッコリした気持ちになっています^ ^
国産の稲わらですが、お値段はスーパーのしめ飾りと同じくらいです。

前回作った鶴亀さんの隣に飾ってみました。なかなか良いね♪
100均やスーパーで売られているしめ飾りは、どこの国で、どんな育て方をされた何の植物で、どんな人に作られたかも分からないものばかりなので、特にワンコインで買えてしまうものは、安い労働力で大量生産しているわけで、エシカルの視点からもあまり良いとは言えないと思いますし、なるべくなら国産の稲わらで作られたものや、難しければ雑草のチガヤやススキなどを採取し、ご家庭で手作りするほうが良いのではないかと思っています。
チガヤもススキも縄文時代から生活の中で使われてきた日本の植物ですし、一部地域ではススキでしめ縄を作る習慣があると聞いたことがあるし、神社の茅の輪くぐりにはチガヤが使われていたりします。
しめ縄の作り方については、昔ながらの足の指に挟むやり方ではなく、手だけで作れるやり方もありますし、ゴム手袋をつければ手を切りやすいススキの葉でも作れますし、意外と子供でもできるくらい簡単に作れますので、ぜひチャレンジしてみてほしい!

植物がもつエネルギーだけでなく、作り手の意識がしめ飾りに乗る?感じがするのですが、やはり職人さんが作られたしめ飾りは、見るからにオーラが違うというのが私にも分かります*
やっつけ仕事の大量生産品よりも、自分たちでその土地の植物を使い、不恰好だったとしても気持ちを込めて丁寧に作ったしめ飾りのほうが、エネルギーも高いだろうし、歳神様も氏神様も喜ぶんじゃないかな?
もっと言えば、しめ飾りにつける装飾品も、可能なら植物の葉や木の実など生分解性の高いものだと良いし、難しい場合は自分で質の良い水引を使って飾りを作ったり、刺繍糸や余ったハギレなどを利用して飾りを作ったり、あるいは誰かに作ってもらったりして、ブローチのように付け外しできるようにして、捨てずに毎年繰り返し使うのも良さそう♪
干支飾りのように何種類か作り、ローテーションするのも楽しそう♪♪

今月中はリビングに飾ることにしました^ ^
どんど焼きでは、プラスチックや金属などは燃やせないので、わざわざ係りの方が一つ一つ外してから燃やしているところを見たことがあります。
幸せを願うための風習が、いつしか大量生産・大量消費で、ただお金を動かすためのイベントに成り下がってしまったような気がして悲しいし、低賃金で人を働かせ、わざわざプラスチックで大量に飾りを作り、一斉にみんなでお金を払って大量に購入し、飾って1週間そこらで全部ゴミ箱行きなんて、なんだかバカバカしいとは思いませんか…?
今や考えなしに当たり前のようになってしまった、このような不自然でおかしな “当たり前” も、どんどんと皆様の人や動植物を思いやる優しい気持ちによって淘汰され、なくなっていくのではないかと思いますし、そう私は願っております。

それでは、今回も簡単に作り方などを説明していきます*
しめ飾りに付いていた、水引などの装飾品をすべて取り外します。
スーパーのしめ飾りと同じ価格帯で国産の稲わらなので、当たり前ですがあまりボリュームはありません。
職人さんが作ったしめ飾りのようなパワフルなオーラはないけれど、見ていてなんだかほっこり心地よい感じがします♪
結んである縄は稲わらでしたので、スプレーボトルに入れた水を吹きかけ柔らかくしてから外します。

稲穂と結んであった小さな縄は、後で使うかもしれないので、ひとまず取っておきます。

縄全体に水を吹きかけ、手で馴染ませるようにして、柔らかくしながら優しくほどきます。
稲わらを扱うのは今回が初めてなのですが、ススキやセイバンモロコシと違って、柔らかくてスベスベもふもふしていて、とっても触り心地が良い!
それでいて丈夫でちぎれにくいので、もの作りにはうってつけの素材だなぁと改めて思いました。
昔の人は草履などを稲わらで作られていましたけど、意外と履き心地は良いのかもしれない^ ^

写真では3つですが、厚みがなるべく均等になるように6つの束に分けます。
その後、根本は太くて葉先に向かって細くなるので、葉の向きを何本か反対にして、全体的に厚みが均等になるようにします。
3束で1本の縄をないます。

2本ともない終えましたが、ついいつものクセで、間違えてどちらも左縄(左方向にねじるやり方)にしてしまいました…ガーン!笑
縄ないのやり方は、YouTubeなどで調べると出てくると思います。ちなみに、私はこちらの本を読んで学びました↓

別に2本とも左縄でも良いのですが、左縄と右縄の組み合わせのほうが美しく感じるので、

片方だけやり直しました。
どうでしょう?こちらのほうが、なんとなく一体感が出ますよね。

2本の縄であわじ結びを作ります。
あわじ結びも、調べると作り方が出てくると思います。水引だったとしても作り方は同じです。
ほぼ隙間がなく、しっかり目のあわじ結びとなりましたが、長さがギリギリ足りていて良かった!

縄の端を麻ひもでしっかりと結んだら、仮止めに使っていたビニタイを外します。
あわじ結びを作る前に結んでおいても良いです。

縄の先にタッセルのような房飾りをつけますが、稲わらは残っていませんので、セイバンモロコシの葉を使うことにします。
水に浸けてある程度柔らかくなったら(お湯をかけると時短になる)、

出来上がりサイズの2倍以上の長さに切り揃え、

麺棒をゴロゴロと押し付けて柔らかくし、

半分に分けて、縄をはさむように上下に置きます。
このとき、葉の中央よりも少し下の位置を持ち、その位置が麻ひもよりも上(奥)になるように置きます。
このあと葉を折り返すので、外側が長めになるようにしています。

ビニタイで仮止めして、縄を囲むように左右に葉をずらしたりして整え、

麻ひもでしっかりと結び、

葉を折り返してビニタイで仮止めします。
やはり稲わらと違って折れやすいです…。

夏に採取したメヒシバの縄で結びます。
縄がなければ、麻ひもでも刺繍糸でもなんでも良いです。
メヒシバの縄は、作ったときはパステル色のような明るい緑色だったのが、時を経てキラキラシャンパンゴールド色に変化しました^ ^
写真だと分かりにくいのですが、メヒシバってなぜか光沢があるんですよね〜
以前作ったメヒシバのかごも輝いてきました↓笑
このような経年変化が楽しめるのも、自然素材の良いところです♪

房を好みの長さでカットし、

壁に掛ける縄をつけたら完成です!
縦16cm×横17cm程度の、可愛らしいしめ飾りが出来上がりました♪
三重県や愛知県の一部地域では、一年中しめ飾りを飾る風習があるそうなので、わが家もマネして一年中飾る予定です^ ^
個人的に…お花やドライフラワーはしばらく経つと、なんとなく寂しい感じがしてしまうのだけど、なぜか草木は経年変化しても、あまりそんな感じがしないんですよね。
特に木製品なんて、飴色のヴィンテージ家具が人気だったりもしますから、見ていて「寂しい感じ」がしないのなら、1年くらい飾っておいても良いんじゃないかな?
以上、参考になりましたら嬉しいです^ ^
それではまた♪

